リスクリワードレシオを自動的に算出するMT4インジケーター「RiskReward_Ratio_v0.1」
更新日時:2022年01月30日 05:44リスクリワードレシオを自動的に算出してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「RiskReward_Ratio_v0.1」は、上記の機能を備えたインジケーターで、次のような方に向いています。
リスクリワードレシオを重視して取引している方
リスクリワードレシオを手動で算出するのは面倒だと感じている方
この記事では「RiskReward_Ratio_v0.1」について解説します。
RiskReward_Ratio_v0.1の概要
リスクリワードレシオとは、損失を1とした場合、どの程度の利益が見込まれるのかを示す比率です。
FXの場合、エントリー水準からストップロス水準までの差をリスク、エントリー水準から利益確定水準までの差をリワードとして算出するのが一般的です。
「RiskReward_Ratio_v0.1」では、エントリー水準とストップ水準、利益確定水準をそれぞれ入力すると、自動的にリスクリワードレシオが算出されます。
RiskReward_Ratio_v0.1を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
RiskReward_Ratio_v0.1のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
RiskReward_Ratio_v0.1のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
UseBidValue |
Bid価格を使用 初期値:False Bid価格をインジケーターに適用するか否かを設定します。 |
SLLevel |
ストップロス水準 初期値:SLPrice ストップロス水準を指定します。 |
TPLevel |
利益確定水準 初期値:TPPrice 利益確定水準を指定します。 |
OpenPositionLevel |
エントリー水準 初期値:OpenPositionLevel エントリー水準を指定します。 |
note2 |
Default Font Color |
FontColor |
テキストの表示色 初期値:Black テキストの表示色を設定します。 |
note3 |
Font Size |
FontSize |
テキストの大きさ 初期値:20 テキストのサイズを設定します。 |
note4 |
Font Type |
FontType |
フォントの種類 初期値:Trebuchet MS フォントの種類を設定します。 |
note5 |
Display the price in what corner? |
note6 |
Upper left=0; Upper right=1 |
note7 |
Lower left=2; Lower right=3 |
WhatCorner |
リスクリワードレシオの表示位置 初期値:2 リスクリワードレシオをどの角に表示するのかを設定します。 |
「UseBidValue」は、リスクリワードレシオの算出にBid価格を用いるのかAsk価格を用いるのかを設定するための項目です。
falseに設定するとAsk価格が適用され、true設定するとBid価格が適用されます。
「WhatCorner」は、算出したリスクリワードレシオの値を、チャート上のどの角に表示するのかを設定するための項目です。
0に設定すると左上、1に設定すると右上、2に設定すると左下、3に設定すると右下に表示されます。
まとめ
「RiskReward_Ratio_v0.1」の特徴をまとめると以下のようになります。
指定したストップロス水準と利益確定水準、エントリー水準をもとにリスクリワードレシオを算出する
リスクリワードレシオの表示位置はパラメーターで変更できる
「RiskReward_Ratio_v0.1」は、リスクリワードレシオを重視して取引している方に向いているインジケーターです。
汎用性の高いインジケーターなので、活用できる場面も多いのではないでしょうか。