4時間の値動きにもとづくレンジをチャートに表示するMT4インジケーター「SDX-8h」
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ブレイクアウトが起こりそうな水準を、あらかじめ予測できればと考えたことはないでしょうか。
「SDX-8h」は、ブレイクアウト系の手法を使ってエントリーする際の水準を分析するためのインジケーターで、以下のような方に向いています。
短期取引を行っている方
ブレイクアウト系の手法を使用している方
そういった方のためにこの記事では、「SDX-8h」について解説していきます。
SDX-8hの概要
インジケーターを起動すると、チャート上にグレーのラインでレンジが表示されます。
「SDX-8h」はレートを配信しているサーバーのタイムゾーン、もしくはMT4を起動しているデバイスで設定されているタイムゾーンの時刻にしたがって、特定の4時間の間に付けた高値と安値にもとづいて、レンジを表示しています。
ローソク足がレンジをブレイクした箇所には、黄色の丸印が表示されるほか、アラート機能を有効にしている場合はアラートで通知します。
インジケーターの性質上、日足以上の時間足のチャートではレンジが表示されません。
また、インジケーターの開発者によると、このインジケーターはEUR/USD、GBP/USD向けに開発されたものとのことですので、留意しておきましょう。
SDX-8hを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
SDX-8hのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
SDX-8hのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「SDX-8h」のパラメーターは、アラートの設定を行う項目、タイムゾーン設定する項目、レンジの幅を調整する項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
DoEntryAlerts |
アラートの有効/無効 初期値:false trueに設定するとアラートが有効になります。 |
TimeZoneOfData |
メタトレーダーのタイムゾーンを使用 初期値:1 メタトレーダーのタイムゾーンを使用しない場合は0に設定します。 |
PipsForEntry |
エントリーする値幅 初期値:5 レンジの高値/安値の調整幅を設定します。 |
「TimeZoneOfData」は、1日の始まりを定義すためのタイムゾーンとして、レートを取得しているサーバーのタイムゾーンを、使用するか否かを設定するための項目です。
0に設定した場合、MT4を使用しているデバイスのタイムゾーンが適用されます。
「PipsForEntry」は、レンジの上限/下限を調整するための項目で、インジケーターが検出した高値/安値に、ここで設定した値を加えた水準にラインが表示されます。
まとめ
「SDX-8h」について解説してきましたが、最後に要点をまとめておきましょう。
4時間の値動きにもとづいてレンジを表示する。
EUR/USDとGBP/USD用のインジケーター。
日足以上の時間足のチャートではインジケーターが表示されない。
「SDX-8h」は、デイトレードやスキャルピングなどの短期取引で、ブレイクアウト系の手法を使用している方に向いているインジケーターです。
EUR/USDとGBP/USD向けのインジケーターですので、これの通貨ペアでブレイクアウトを狙った取引をしている方は、一度試してみてはいかがでしょうか。