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4時間の値動きにもとづくレンジをチャートに表示するMT4インジケーター「SDX-8h」

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SDX-8hスクリーンショット

ブレイクアウトが起こりそうな水準を、あらかじめ予測できればと考えたことはないでしょうか。

「SDX-8h」は、ブレイクアウト系の手法を使ってエントリーする際の水準を分析するためのインジケーターで、以下のような方に向いています。

  1. 短期取引を行っている方

  2. ブレイクアウト系の手法を使用している方

そういった方のためにこの記事では、「SDX-8h」について解説していきます。

  1. SDX-8hの概要
  2. SDX-8hを表示する方法
  3. SDX-8hのパラメーター解説
  4. まとめ

SDX-8hの概要

インジケーターを起動すると、チャート上にグレーのラインでレンジが表示されます。

「SDX-8h」はレートを配信しているサーバーのタイムゾーン、もしくはMT4を起動しているデバイスで設定されているタイムゾーンの時刻にしたがって、特定の4時間の間に付けた高値と安値にもとづいて、レンジを表示しています。

ローソク足がレンジをブレイクした箇所には、黄色の丸印が表示されるほか、アラート機能を有効にしている場合はアラートで通知します。

インジケーターの性質上、日足以上の時間足のチャートではレンジが表示されません。

また、インジケーターの開発者によると、このインジケーターはEUR/USD、GBP/USD向けに開発されたものとのことですので、留意しておきましょう。

SDX-8hを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

SDX-8hのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

SDX-8h

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

SDX-8hのパラメーター解説

SDX-8hパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「SDX-8h」のパラメーターは、アラートの設定を行う項目、タイムゾーン設定する項目、レンジの幅を調整する項目で構成されています。

入力項目 入力内容

DoEntryAlerts

アラートの有効/無効

初期値:false

trueに設定するとアラートが有効になります。

TimeZoneOfData

メタトレーダーのタイムゾーンを使用

初期値:1

メタトレーダーのタイムゾーンを使用しない場合は0に設定します。

PipsForEntry

エントリーする値幅

初期値:5

レンジの高値/安値の調整幅を設定します。

「TimeZoneOfData」は、1日の始まりを定義すためのタイムゾーンとして、レートを取得しているサーバーのタイムゾーンを、使用するか否かを設定するための項目です。

0に設定した場合、MT4を使用しているデバイスのタイムゾーンが適用されます。

「PipsForEntry」は、レンジの上限/下限を調整するための項目で、インジケーターが検出した高値/安値に、ここで設定した値を加えた水準にラインが表示されます。

まとめ

「SDX-8h」について解説してきましたが、最後に要点をまとめておきましょう。

  1. 4時間の値動きにもとづいてレンジを表示する。

  2. EUR/USDとGBP/USD用のインジケーター。

  3. 日足以上の時間足のチャートではインジケーターが表示されない。

「SDX-8h」は、デイトレードやスキャルピングなどの短期取引で、ブレイクアウト系の手法を使用している方に向いているインジケーターです。

EUR/USDとGBP/USD向けのインジケーターですので、これの通貨ペアでブレイクアウトを狙った取引をしている方は、一度試してみてはいかがでしょうか。