チャネルと価格の位置関係を示唆するオシレーターを表示するMT4インジケーター『ChannelBalance』
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MT4インジケーターの中には、チャネルを表示するものが多数存在しますが、現在の価格がチャネルに対してどの程度の水準にあるのかを、詳しく分析したいと考えたことはないでしょうか。
「ChannelBalance」は、上記のような機能を持ったインジケーターで次のような方におすすめです。
価格がチャネルに対してどのような水準にあるのか分析したい方
この記事ではそういった方のために、「ChannelBalance」について解説します。
ChannelBalanceの概要
「ChannelBalance」は、本インジケーター製作者であるShon Shampain氏が作成したチャネルインジケーターとセットで使用するMT4用のインジケーターで、チャネルのアッパーバンドとローワーバンドと価格の距離をパーセンテージで表すインジケーターです。
使い方は非常に簡単で、水色のラインが50%ラインよりも上で推移しているときは価格がアッパーバンドに近く、逆に50%ラインより下で推移しているときは価格がローワーバンドに近いことを表します。
また、100%または0%ラインを抜けて推移しているときは価格がチャネルを超えていることを表します。
ちなみにチャネルインジケーターのほうはリンク切れで見つかりませんでした。
ただ、このインジケーター単体でも使えなくはないと思います。
ChannelBalanceを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
ChannelBalanceのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
ChannelBalanceのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「ChannelBalance」のパラメーターは2項目のみのシンプルな構成になっています。
入力項目 | 入力内容 |
max_periods |
期間 初期値:20 インジケーターの算出期間を設定します。 |
tenths |
10分の1で表示 初期値:true falseに設定した場合インジケーターの値をそのまま表示します。 |
「ChannelBalance」は、一定期間中の高値と安値の幅にもとづいてチャネルを算出しています。
「max_periods」は、高値と安値を検出する期間を設定するための項目で、大きな値に設定するほど長期的な値動きがインジケーターに反映されます。
まとめ
「ChannelBalance」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
水色のラインが50%ラインよりも上で推移しているときは価格がアッパーバンドに近い状態。
50%ラインより下で推移しているときは価格がローワーバンドに近い状態。
100%または0%ラインを抜けて推移しているときは価格がチャネルの外側で推移している状態。
「ChannelBalance」は、チャネルに対する価格の位置を、分析したい方に向いているインジケーターです。
先述の通り、同製作者によるチャネルインジケーターは不明ですが、このインジケーター単体だけでも現行トレンドの方向性や勢い、押し目や戻り売りの目安として使えるかと思います。
気になった方は是非試してみてはいかがでしょうか。