一定期間の高値・安値を結んだチャネルラインを表示するMT4インジケーター『Channels』
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チャネル系のインジケーターにはさまざまな種類がありますが、最もシンプルなものは高値と安値の値幅をベースにしたものでしょう。
「Channels」は、上記のタイプのインジケーターで、次のような方に向いています。
大まかな値動きの方向を確認したい方
トレーダーに意識されやすい水準を確認したい方
ZigZagを使用している方
この記事ではそういった方のために、「Channels」について解説します。
Channelsの概要
「Channels」は、一定期間内の高値・安値をもとにしたチャネルラインを表示するMT4用のインジケーターで、相場の流れの確認や意識されているポイントの判断に使用することが出来ます。
このインジケーターを導入すると、画像のように一定期間の高値・安値を結ぶチャネルが表示されます。
ただし、一定期間で高値・安値が更新されるとチャネルも更新される、つまりリペイントするのでエントリーの根拠とは使えず、あくまで相場の流れの確認などにのみ使用できます。
Channelsを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Channelsのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加（インストール）の手順を説明ページを作ってみました。追加（インストール）手順が分からないという方はご参考下さい。
Channelsのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「Channels」のパラメーターは、チャネルの算出期間を設定する項目と、表示方法を設定するための項目で構成されています。
| 入力項目 | 入力内容 |
max_periods |
期間 初期値：20 インジケーターの算出期間を設定します。 |
tenths |
10分の1で表示 初期値：true falseに設定した場合はチャネルをそのまま表示します。 |
「max_periods」は、チャネルの算出に用いる高値と安値を検出する期間を設定するための項目で、大きな値に設定するほど長期的な高値と安値にもとづくレンジを表示します。
まとめ
「Channels」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
一定期間の高値同士、安値同士を結んでチャネルを表示する。
高値や安値が更新されるとチャネルもリペイントされるため、エントリーの根拠として使用することは難しい。
「Channels」は、トレーダーに意識されやすそうな水準を、確認しておきたい方に向いているインジケーターです。
先述の通り、高値・安値更新でリペイントするインジケーターなので、エントリーの根拠としては使いにくいという点に注意してください。
高値・安値を結ぶというZigZagと似た特徴を持つので、ZigZagを使っている人におすすめのインジケーターです。気になった方は是非試してみてはいかがでしょうか。