標準偏差にもとづくチャネルと高値・安値にもとづくラインで相場の反転を予測するMT4インジケーターを表示する「tangoline_v1.1」
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チャネル系のインジケーターといえば、ボリンジャーバンドが有名ですが、他のチャネルも試してみたいと考えたことはないでしょうか。
「tangoline_v1.1」は、相場の反転を捉えるためのチャネルを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
値動きの転換を捉えたい方
以上のような方のためにこの記事では、「tangoline_v1.1」について解説します。
tangoline_v1.1の概要
「tangoline_v1.1」を起動すると、tangolineがピンクの実線、中間ラインが紫の実線、チャネルの上限と下限がグレーの破線で表示されます。
tangolineは、検出した高値と安値を合計して2で除算した値を示すラインで、中間ラインは移動平均線です。
チャネルの上限と下限は、この移動平均線をもとに算出した標準偏差で、ボリンジャーバンドと類似しています。
「tangoline_v1.1」の中間ラインと上限と下限は、ボリンジャーバンドのように使用できます。
tangolineは、値動きの転換を分析する際に用いられるラインで、tangolineが中間ラインを下から上に抜けた場合は、値動きが下降から上昇に転じた可能性を示しており、反対にtangolineが中間ラインを上から下に抜けた場合は、値動きが上昇から下降に転じた可能性を示しています。
tangoline_v1.1を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
tangoline_v1.1のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
tangoline_v1.1のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Period |
インジケーターの算出期間 初期値:20 チャネルの算出期間を設定します。 |
Noise Filter |
ノイズフィルターの閾値 初期値:5 ノイズフィルターの効き具合を設定します。 |
Tango Line Color |
Tango Lineの色 初期値:DeepPink Tango Lineの表示色を設定します。 |
Middle Line Color |
中間ラインの色 初期値:DarkViolet 中間ラインの表示色を設定します。 |
Band Color |
チャネルの上限と下限の色 初期値:Gray チャネルの表示色を設定します。 |
Bands Deviations |
チャネルの偏差 初期値:2.0 チャネルの幅が変化します。 |
「Period」は、チャネルの算出期間を設定するための項目で、大きな値に設定すると長期的な値動きが反映されます。
「Bands Deviations」は、チャネルの偏差を設定するための項目で、大きな値に設定するとチャネルの幅が広くなります。
まとめ
「tangoline_v1.1」にいて解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
tangolineが中間ラインを下から上に抜けた場合は、値動きが上昇に転換したシグナル。
tangolineが中間ラインを上から下に抜けた場合は、値動きが下降に転換したシグナル。
「tangoline_v1.1」は、値動きの転換を分析したい方に向いているインジケーターです。
価格の転換を捉えられるチャネルを探している方にとっては、試してみる価値のあるインジケーターなのではないでしょうか。