相場の反転を早期に捉えるチャネルを表示するMT4インジケーター「tangoline」

更新日時：2020年07月15日 5:18

値動きの転換を早い段階で捉えられるインジケーターはないだろうかと考えたことはないでしょうか。

「tangoline」は、チャネルを表示するインジケーターで次のような方に向いています。

1. 値動きの速い相場で取引している方

2. 相場の転換を分析したい方

上記のような方のためにこの記事では、「tangoline」について解説します。

1. tangolineの概要
2. tangolineを表示する方法
3. tangolineのパラメーター解説
4. まとめ

tangolineの概要

「tangoline」は、相場の反転を捉えるためのインジケーターで、fxborgによって開発されました。

インジケーターを起動するとチャネルが表示され、チャネルの上限と下限は破線、チャネルの中間値はピンクの実線で表示されます。

チャネルの上限と下限は、スプレッドも考慮した高値と安値をもとに算出され、パラメーターでスプレッドを調整できます。

ピンバーなどの反転の予兆とされるバーが表示された後に、価格が中間ラインを下から上に抜いた場合は、相場が上昇に転じた可能性を示しています。

反対に、価格が中間ラインを上から下に抜けた場合は、相場が下降に転じた可能性を示しています。

tangolineを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

tangolineのパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「tangoline」のパラメーターは、インジケーターの算出期間を設定するための項目とスプレッドを設定するための項目、インジケーターの表示色を設定するための項目で構成されています。

「Min Spread」は、スプレッドを設定するための項目で、入力した値がスプレッドとしてインジケーターに反映されます。

まとめ

「tangoline」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

1. 価格が中間ラインを下から上に抜いた場合は、相場が上昇に転換したシグナル。

2. 価格が中間ラインを上から下に抜けた場合は、相場が下降に転換したシグナル。

インジケーターの開発者によると「tangoline」を使用することで、早い段階で相場の転換を察知できるそうですので、値動きの速い相場で価格の転換を捉えたい方に、向いているインジケーターと言えます。