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高値と安値をもとにしたチャネルを表示するMT4インジケーター「TVLa_HiLo_v2.00」

更新日時:

TVLa_HiLo_v2.00スクリーンショット

チャート上に形成された高値や安値は、サポートラインやレジスタンスラインとして意識されやすい傾向にあります。

「TVLa_HiLo_v2.00」は、一定期間中の高値と安値にもとづいてチャネルを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. サポートラインやレジスタンスラインの位置を確認したい方

  2. トレンドの方向を確認したい方

以上のような方のためにこの記事では、「TVLa_HiLo_v2.00」について解説していきます。

  1. TVLa_HiLo_v2.00の概要
  2. TVLa_HiLo_v2.00を表示する方法
  3. TVLa_HiLo_v2.00のパラメーター解説
  4. まとめ

TVLa_HiLo_v2.00の概要

「TVLa_HiLo_v2.00」を起動すると、グレーの実線でチャネルの上限と下限が表示されます。

破線はチャネルの中間水準、青色のラインはその日の始値の水準を示しています。

チャネルの上限は一定期間中の高値にもとづいており、反対に下限は安値にもとづいたもので、これらの水準はサポートラインやレジスタンスラインとして機能する可能性があります。

中間水準を示すラインの向きで、トレンドの方向を確認することができますが、トレンド相場になると頻繁にチャネルがブレイクされるため注意が必要です。

TVLa_HiLo_v2.00を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

TVLa_HiLo_v2.00のダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

TVLa_HiLo_v2.00

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

TVLa_HiLo_v2.00のパラメーター解説

TVLa_HiLo_v2.00パラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

iTimeframe

時間枠

初期値:PERIOD_D1

始値を検出する時間枠を設定します。

Number of bars

バーの数

初期値:1

高値/安値を検出する期間を設定します。

Shift bars, relative to the current bar (>=0)

シフト

初期値:0

インジケーターの表示位置が左右に移動します。

Look back in history (0=full, but slower)

表示範囲

初期値:10000

インジケーターを表示する範囲を設定します。

High line visible

高値ラインの表示/非表示

初期値:true

falseに設定すると高値ラインが非表示になります。

High line width

高値ラインの太さ

初期値:1

高値ラインの太さが変化します。

High line style (only valid when width=1)

高値ラインのスタイル

初期値:STYLE_SOLID

高値ラインの種類を設定します。

High line color

高値ラインの色

初期値:clrGray

高値ラインの色を設定します。

Low line visible

安値ラインの表示/非表示

初期値:true

falseに設定すると安値ラインが非表示になります。

Low line width

安値ラインの太さ

初期値:1

安値ラインの太さが変化します。

Low line style (only valid when width=1)

安値ラインのスタイル

初期値:STYLE_SOLID

安値ラインの種類を設定します。

Low line color

安値ラインの色

初期値:clrGray

安値ラインの色が変化します。

Middle line type

中間ライン算出方法

初期値:MID_TYPE_MEDIAN

中間ラインの算出方法を設定します。

Middle line width

中間ラインの太さ

初期値:1

中間ラインの太さが変化します。

Middle line style (only valid when width=1)

中間ラインのスタイル

初期値:STYLE_DASHDOT

中間ラインの種類を設定します。

Middle line color

中間ラインの色

初期値:clrGray

中間ラインの色を設定します。

Open line visible

始値ラインの表示/非表示

初期値:true

falseに設定すると始値ラインが非表示になります。

Open line width

始値ラインの太さ

初期値:1

始値ラインの太さを設定します。

Open line style (only valid when width=1)

始値ラインのスタイル

初期値:STYLE_SOLID

始値ラインの種類を設定します。

Open line color

始値ラインの色

初期値:clrBlue

始値ラインの色を設定します。

「iTimeframe」の初期設定は日足になっているため、日足の始値にもとづいて始値ラインが表示されます。

日足以外の始値にもとづいて始値ラインを表示したい場合は、時間枠を変更しましょう。

「Middle line type」は、MID_TYPE_MEDIAN(中央値)のほか、MID_TYPE_TYPICAL(TP)、MID_TYPE_WEIGHTED(加重価格)を選択することができます。

まとめ

「TVLa_HiLo_v2.00」を使用する際のポイントをまとめると以下のようになります。

  1. 高値/安値にもとづいてチャネルを表示する。

  2. 破線はチャネルの中間水準

  3. 青色のラインは始値の水準を示している。

「TVLa_HiLo_v2.00」は、サポートラインやレジスタンスラインの位置を確認したい方に向いているインジケーターです。

また、中間ラインの向きでトレンドの方向を確認することもできるため、ロングでエントリーすべきかショートでエントリーすべきか分析する際にも活用できます。