移動平均線を上下にシフトしてバンドを表示するMT4インジケーター「Vegas_Currency_Daily」
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価格とチャネルの接触をアラートで通知してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「Vegas_Currency_Daily」は、2本の移動平均線をベースにしたアラート機能付きのインジケーターで、以下のような方に向いています。
チャネルをよく使用する方
アラート機能付きのチャネルを探している方
この記事では「Vegas_Currency_Daily」について解説します。
Vegas_Currency_Dailyの概要
インジケーターを起動すると、算出期間の短い移動平均線が水色の実線、算出期間の長い移動平均線がピンクの実線で表示され、算出期間の長い移動平均線を上下にシフトしたラインが、ピンクの点線で表示されます。
「Vegas_Currency_Daily」が表示するバンドの幅は、パラメーターで調整することができます。
「Vegas_Currency_Daily」には、アラート機能も付いており、価格がピンクの移動平均線と接触するか、ピンクの点線に接触するとアラートが作動します。
アラート機能がありますので、価格とラインの接触を見逃すことは少ないかと思いますが、パラメーターの設定によっては、アラートが頻繁に作動するため注意が必要です。
ピンクの点線で表示される各水準は、移動平均線から一定の距離で固定されているだけですので、相場のボラティリティーに応じてパラメーターの「RiskModel」を調整する必要があります。
Vegas_Currency_Dailyを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Vegas_Currency_Dailyのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Vegas_Currency_Dailyのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Alerts |
アラートの有効/無効 初期値false trueに設定するとアラートが有効になります。 |
RiskModel |
リスクモード設定 初期値:1 1~4のモードを指定します。 |
MA1 |
移動平均線1の算出期間 初期値:24 価格に対する移動平均の反応速度が変化します。 |
MA2 |
移動平均線2の算出期間 初期値:28 価格に対するチャネルの反応速度が変化します |
「Alerts」はアラートを使用するかどうかを設定するための項目です。
デフォルトではfalseに設定されていますが、trueに変更すればアラートを有効にできます。
バンドの幅を広くしたい場合は、「RiskModel」の値を大きくすることで広げることができ、1~5の間で調整できます。
「MA1」「MA2」は各移動平均の算出期間を設定するための項目で、設定した値に応じて価格の変化に対する移動平均線とチャネルの反応速度が変化します。
まとめ
「Vegas_Currency_Daily」の特長をまとめると以下の通りです。
移動平均線をベースにしたチャネルを表示する。
価格がラインと接触した時にアラートで通知することもできる。
「Vegas_Currency_Daily」は、チャネルと価格の接触を見逃したくない方に向いているインジケーターです。
チャートに張り付いているのが難しいという方であれば、活用できる場面もあるのではないでしょうか。