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前週の高値と安値にもとづくチャネルを表示するMT4インジケーター「Weekly_HILO_Shj」

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Weekly_HILO_Shjスクリーンショット

前週の高値や安値は多くのトレーダーに意識されやすく、サポートラインやレジスタンスラインとして機能することがあります。

「Weekly_HILO_Shj」は前の週の高値と安値をもとに、チャート上にチャネルを表示するインジケーターで次のような方に向いています。

  1. サポートライン・レジスタンスラインの水準を分析したい方

  2. ブルとベアの攻防が発生しそうな水準を分析したい方

この記事では、「Weekly_HILO_Shj」について詳しく解説します。

  1. Weekly_HILO_Shjの概要
  2. Weekly_HILO_Shjを表示する方法
  3. Weekly_HILO_Shjのパラメーター解説
  4. まとめ

Weekly_HILO_Shjの概要

「Weekly_HILO_Shj」を起動するとチャート上に3本のラインが表示されます。

赤いラインはチャネルの上限で、前の週の高値をもとにしたものです。

チャネルの下限は前の週の安値をもとにしたもので、水色のラインで表示されます。

また、緑色の破線は前の週の高値と安値を合計して2で除算した中間値の水準を示しています。

目立つ高値や安値などの極端な水準は、心理的節目として機能するケースが多く見られ、長い時間枠のチャートでの高値や安値は、短い時間は時間枠のものよりも影響力が高い傾向にあります。

そのため、週単位での高値・安値をもとにした「Weekly_HILO_Shj」の上限と下限は、レジスタンスライン・サポートラインとして機能する可能性がありますが、必ずしもそこで値動きが反転するわけではありません。

価格が反転する水準を示しているというよりは、ブル派とベア派の攻防が起きやすい水準を示していると考えた方が良いかもしれません。

「Weekly_HILO_Shj」は、チャートの時間枠を日足より長い期間に設定している場合は、表示されませんので留意しておきましょう。

また、大きなギャップがチャート上に現れた場合、インジケーターしばらく機能しなくなる点にも注意が必要です。

Weekly_HILO_Shjを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Weekly_HILO_Shjのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

Weekly_HILO_Shj

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

Weekly_HILO_Shjのパラメーター解説

Weekly_HILO_Shjパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

space

ラベルの位置

初期値:44

ラベルの表示位置が左右に移動します。

「space」は、各ラインの右側に表示されるラベルの表示位置を調整するための項目です。

大きな値に設定するほどラベルの表示位置が右に移動します。

まとめ

「Weekly_HILO_Shj」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. 前の週の高値と安値をもとにチャネルを表示する。

  2. 赤色のラインはチャネルの上限を示しており、前週の高値をもとにレベルが決定される。

  3. 水色のラインはチャネルの下限を示しており、前週の安値をもとにレベルが決定される。

  4. 緑色の破線はチャネル中間水準を示している。

「Weekly_HILO_Shj」は、週単位の値動きをもとにしたサポートライン・レジスタンスラインの水準を確認したい方に向いているインジケーターです。

主要水準付近でのエントリーを好む方であれば、活用できる場面があるのではないでしょうか。