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終値と2種類の移動平均線をもとにエントリーのシグナルを矢印で表示するMT4インジケーター「ryan_jones_sm」

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ryan_jones_smスクリーンショット

トレンド相場でエントリーするタイミングがつかめず迷ってしまった経験はないでしょうか。

「ryan_jones_sm」は、エントリーのタイミングを矢印で表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. トレンド相場でエントリーするタイミングを分析したい方

  2. トレンドフォロー型の手法を使用している方

上記のような方のためにこの記事では、「ryan_jones_sm」について解説します。

  1. ryan_jones_smの概要
  2. ryan_jones_smを表示する方法
  3. ryan_jones_smのパラメーター解説
  4. まとめ

ryan_jones_smの概要

「ryan_jones_sm」は、2種類と移動平均線と終値の位置関係をもとに、エントリーのシグナルを表示します。

黄色と赤色のラインは、同じ算出期間の移動平均線です。

赤色のラインは算出期間をシフトして表示しています。

黒いラインは、終値の水準を表示しており、デフォルトの状態では3期間と23期間シフトした終値をそれぞれ表示。

移動平均線<シフト移動平均線かつ、終値>3期間前の終値&終値<23期間前の終値の場合、売りシグナルである下向きの矢印が表示されます。

反対に移動平均線>シフト移動平均線かつ、終値<3期間前の終値&終値>23期間前終値の場合は、買いシグナルである下向きの矢印を表示します。

シグナルが表示される頻度が高いので、他のインジケーターと組み合わせるなどして、シグナルをフィルタリングした方がよいでしょう。

ryan_jones_smを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

ryan_jones_smのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

ryan_jones_sm

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

ryan_jones_smのパラメーター解説

ryan_jones_smパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「ryan_jones_sm」のパラメーターは、移動平均線の算出期間を設定するための項目で構成されています。

入力項目 入力内容

ParY

移動平均のシフト

初期値:3

移動平均を算出する期間のオフセットを設定します。

ParX

移動平均線の算出期間

初期値:20

移動平均線の算出期間を設定します。

「ParY」は、移動平均線の算出期間のオフセットを設定するための項目です。

設定した値に応じて、赤色のラインの表示位置が左右に移動します。

「ParX」は、移動平均線の算出期間を設定するための項目です。

大きな値に設定すると、赤色と黄色のラインの値動きに対する反応が緩やかになります。

小さな値に設定した場合は価格への反応が速くなります。

まとめ

「ryan_jones_sm」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. 終値と移動平均線をもとにエントリーのタイミングを表示する

  2. 移動平均線<シフト移動平均線かつ、終値>3期間前の終値&終値<23期間前の終値の場合、売りシグナルを表示

  3. 移動平均線>シフト移動平均線かつ、終値<3期間前の終値&終値>23期間前終値の場合、買いシグナルを表示

「ryan_jones_sm」は、トレンドでエントリーするタイミングを分析したい方に向いているインジケーターです。

珍しいタイプのインジケーターなので、使用する前にシグナルの精度を確認しておいた方がよいでしょう。