終値と2種類の移動平均線をもとにエントリーのシグナルを矢印で表示するMT4インジケーター「ryan_jones_sm」
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トレンド相場でエントリーするタイミングがつかめず迷ってしまった経験はないでしょうか。
「ryan_jones_sm」は、エントリーのタイミングを矢印で表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
トレンド相場でエントリーするタイミングを分析したい方
トレンドフォロー型の手法を使用している方
上記のような方のためにこの記事では、「ryan_jones_sm」について解説します。
ryan_jones_smの概要
「ryan_jones_sm」は、2種類と移動平均線と終値の位置関係をもとに、エントリーのシグナルを表示します。
黄色と赤色のラインは、同じ算出期間の移動平均線です。
赤色のラインは算出期間をシフトして表示しています。
黒いラインは、終値の水準を表示しており、デフォルトの状態では3期間と23期間シフトした終値をそれぞれ表示。
移動平均線<シフト移動平均線かつ、終値>3期間前の終値&終値<23期間前の終値の場合、売りシグナルである下向きの矢印が表示されます。
反対に移動平均線>シフト移動平均線かつ、終値<3期間前の終値&終値>23期間前終値の場合は、買いシグナルである下向きの矢印を表示します。
シグナルが表示される頻度が高いので、他のインジケーターと組み合わせるなどして、シグナルをフィルタリングした方がよいでしょう。
ryan_jones_smを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
ryan_jones_smのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
ryan_jones_smのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「ryan_jones_sm」のパラメーターは、移動平均線の算出期間を設定するための項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
ParY |
移動平均のシフト 初期値:3 移動平均を算出する期間のオフセットを設定します。 |
ParX |
移動平均線の算出期間 初期値:20 移動平均線の算出期間を設定します。 |
「ParY」は、移動平均線の算出期間のオフセットを設定するための項目です。
設定した値に応じて、赤色のラインの表示位置が左右に移動します。
「ParX」は、移動平均線の算出期間を設定するための項目です。
大きな値に設定すると、赤色と黄色のラインの値動きに対する反応が緩やかになります。
小さな値に設定した場合は価格への反応が速くなります。
まとめ
「ryan_jones_sm」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
終値と移動平均線をもとにエントリーのタイミングを表示する
移動平均線<シフト移動平均線かつ、終値>3期間前の終値&終値<23期間前の終値の場合、売りシグナルを表示
移動平均線>シフト移動平均線かつ、終値<3期間前の終値&終値>23期間前終値の場合、買いシグナルを表示
「ryan_jones_sm」は、トレンドでエントリーするタイミングを分析したい方に向いているインジケーターです。
珍しいタイプのインジケーターなので、使用する前にシグナルの精度を確認しておいた方がよいでしょう。