移動平均線とRSIでトレンドの方向を表示するMT4インジケーター「rsi_ma_trade_sist_chart」
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トレンドを捉えられるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「rsi_ma_trade_sist_chart」は、トレンドフォロー型のインジケーターで、次のような方に向いています。
トレンドを捉えたい方
トレンドの転換を捉えたい方
以上のような方のためにこの記事では、「rsi_ma_trade_sist_chart」について解説します。
rsi_ma_trade_sist_chartの概要
「rsi_ma_trade_sist_chart」は、RSIと指数平滑移動平均線をベースにしたインジケーターです。
上から順に短期EMA、RSIライン、長期EMAの順に並んだ場合は、上昇トレンドのシグナルです。
ラインの配置が逆転した場合は、下降トレンドのシグナル。
シグナルが発せられたポイントには、トレンドの方向に応じて矢印が表示されます。
加えて、シグナルをアラートで通知することもできます。
rsi_ma_trade_sist_chartを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
rsi_ma_trade_sist_chartのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
rsi_ma_trade_sist_chartのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
FastEMA |
短期EMAの算出 初期値:5 短期EMAの反応速度が変化します。 |
SlowEMA |
長期EMAの算出 初期値:12 長期EMAの反応速度が変化します。 |
RSIPeriod |
RSIの算出期間 初期値:21 RSIラインの反応速度が変化します。 |
shift |
シフト 初期値:1 シグナルを判定する期間を設定します。 |
Alerts |
アラートの有効・無効 初期値:true falseに設定するとアラートが無効になります。 |
Text_BUY |
買いシグナルのテキスト 初期値:BUY signal text 買いシグナルが発せられた際に表示するテキストを設定します。 |
Text_SELL |
売りシグナルのテキスト 初期値:SELL signals text 売りシグナルが発せられた際に表示するテキストを設定します。 |
Send_Mail |
メールアラートの有無 初期値:false trueに設定するとメールアラートが有効になります。 |
subject |
メールの題名 初期値:subject text アラートメールに表示する題名を設定します。 |
Send_Notification |
通知の有無 初期値:false trueに設定するとシグナルの通知が有効になります。 |
「RSIPeriod」は、RSIの算出期間を設定するための項目です。
RSIラインは、RSIの値をそのまま表示しているわけではありません。
長期EMAからRSIを除算した値を表示しているので、通常のRSIとは挙動が異なるので注意しましょう。
「Alerts」「Send_Mail」「Send_Notification」は、アラートの有無を設定するための項目です。
falseに設定するとアラートが無効になり、trueに設定すると有効になります。
まとめ
「rsi_ma_trade_sist_chart」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
2種類のEMAとRSIラインを表示する
上から順に短期EMA、RSIライン、長期EMAの順に並んだ場合は上昇トレンドのシグナル
上から順に長期EMA、RSIライン、短期EMAの順に並んだ場合は下降トレンドのシグナル
「rsi_ma_trade_sist_chart」は、トレンドを捉えたい方に向いているインジケーターです。
シグナルにマーカーを表示したり、アラートで通知するのでトレンドの転換を見逃すことはないでしょう。