RSIのシグナルを移動平均線の色の変化で表示するMT4インジケーター「RSI_MA_v1.2」
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チャートに表示するインジケーターを極力減らしたいと考えたことはないでしょうか。
「RSI_MA_v1.2」は、RSIのシグナルを移動平均線の色で表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
移動平均線とRSIを組み合わせて使用している方
RSIのおおまかなシグナルを確認したい方
この記事では「RSI_MA_v1.2」について詳しく解説します。
RSI_MA_v1.2の概要
「RSI_MA_v1.2」を起動すると、チャート上に移動平均線が表示されます。
「RSI_MA_v1.2」では、移動平均線は通常、黄色で表示されますが、RSIが買われ過ぎ水準に到達するとラインの色が水色に変化。
売られ過ぎ水準に到達すると赤色で表示されます。
RSIが買われ過ぎ水準・売られ過ぎ水準の内側に戻ってくると、再び黄色でラインが表示されます。
RSI_MA_v1.2を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
RSI_MA_v1.2のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
RSI_MA_v1.2のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
MA_Periods |
移動平均線の算出期間 初期値:14 移動平均線の反応速度が変化します。 |
MA_Method |
移動平均の算出方法 初期値:MODE_SMA 移動平均線の種類を設定します。 |
RSI_Periods |
RSIの算出期間 初期値:14 RSIの反応速度が変化します |
RSI_ApliedPrice |
適用価格 初期値:PRICE_CLOSE インジケーターの算出に使用する価格の種類を設定します。 |
RSI_LevelsUP |
買われ過ぎ水準 初期値:70 RSIの買われ過ぎ水準を設定します。 |
RSI_LevelsDN |
売られ過ぎ水準 初期値:30 RSIの売られ過ぎ水準を設定します。 |
ReverseSignals |
シグナルの反転 初期値:false シグナルの表示色が切り替わります。 |
BarsCount |
表示範囲 初期値:10000 インジケーターを表示する範囲を設定します。 |
「MA_Periods」は、移動平均線の算出期間を設定するための項目です。
設定した値に応じて、移動平均線の反応速度が変化します。
「MA_Method」は、移動平均線の種類を設定するための項目です。
初期設定では単純移動平均に設定されていますが、指数平滑移動平均や平滑化移動平均、線加重移動平均も選択できます。
「RSI_Periods」は、RSIの算出期間を設定するための項目です。
大きな値に設定するほど、シグナルが表示される頻度が少なくなります。
「RSI_ApliedPrice」は、適用価格を設定するためのパラメーターです。
終値や始値、高値、安値のほか、TPや加重終値を選択できます。
「RSI_LevelsUP」「RSI_LevelsDN」は、RSIの買われ過ぎ水準や売られ過ぎ水準を設定するための項目です。
設定した値によって、シグナルが発せられる頻度が変化します。
「ReverseSignals」は、シグナルの表示色を変更するための項目です。
trueに設定すると表示色の反転が有効になります。
「BarsCount」は、インジケーターの表示範囲を設定するための項目です。
範囲をローソク足の数で設定します。
まとめ
「RSI_MA_v1.2」の特徴をまとめると以下のようになります。
RSIのシグナルを移動平均線の色の変化で表示
RSIが買われ過ぎ水準に到達すると移動平均線が水色で表示される
RSIが売られ過ぎ水準に到達すると移動平均線が赤色で表示される
「RSI_MA_v1.2」は、移動平均線とRSIを組み合わせて使用している方に向いているインジケーターです。
RSI自体は表示されないので、ローソク足チャートを大きく表示したい方におすすめです。