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期間が5, 25, 100のWMAと5, 25WMAを表示移動させたものをもとにシグナルを表示するMT4インジケーター『3MA03IND』

更新日時:2019年12月21日 05:15

3MA03INDスクリーンショット


移動平均線のゴールデンクロス/デッドクロスによるトレンド分析を行っているものの、ノイズが多く使いにくいと感じることはありませんか。


「3MA03IND」は、ゴールデンクロス/デッドクロスによるダマしのシグナルを低減させたインジケーターで、以下のような方に向いています。


  1. 移動平均線のゴールデンクロス/デッドクロスでトレンドを分析している方

  2. 価格に対する反応速度を重視しない方

  3. できるだけ高い精度でトレンドの方向を分析したい方


この記事では、「3MA03IND」の使い方について詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。


  1. 3MA03INDの概要
  2. 3MA03INDを表示する方法
  3. 3MA03INDのパラメーター解説
  4. まとめ

3MA03INDの概要


「3MA03IND」は、期間5、期間25、期間100の加重移動平均線(WMA)、そして5WMAと25WMAをローソク足1本分表示移動させたものがクロスしたときに各種シグナルを表示するMT4用のインジケーターで、表示移動させたWMAをもとにシグナルを出すことと、100WMAを使用することにより、ダマしシグナルを少なくする工夫が凝らされています。


似たインジケーターに「3MA01IND」と「3MA02IND」というものがありますが、このインジケーターの相違点は中期の加重移動平均線(WMA)の期間が25に設定されていることと、100WMAがトレンド確認用とフィルタリング用に使用されていることで、どちらのインジケーターもパラメーターの設定ができないため、お好みで使い分けると良いかと思います。


具体的なシグナルルールは以下の通りです。(5WMA+1は5WMAをローソク足1本分表示移動させたもの)


買いシグナル(白ボックス)・・・5WMA+1(水色)が25WMA(赤)を下回っているときに、5WMA(青)が25WMA(赤)を上回っており、25WMA(赤)が100WMA(黄)を上回っているとき


売りシグナル(赤ボックス)・・・5WMA+1(水色)が25WMA(赤)を上回っているときに、5WMA(青)が25WMA(赤)を下回っており、25WMA(赤)が100WMA(黄)を下回っているとき


トレンドシグナル(緑ボックス)・・・25WMA+1が100WMAを上回ったとき、または25WMA+1が100WMAを下回ったとき


ただし、他の移動平均線クロスでシグナルを出すインジケーターと同様に、このインジケーターでもトレンドの方向性が無いレンジ相場ではダマしシグナルが多発してしまうため、他のインジケーターと併用すると良いかと思います。


似たインジケーターの「3MA01IND」「3MA02IND」よりも期間が長めに設定されており、100WMAが追加されていることによって、このインジケーターのほうがダマしのシグナルが少なく、トレンドの確認もしやすくなっています。


表示移動させたWMAをもとにシグナルを出すことにより、単純にWMAのクロスでエントリーするよりもダマしシグナルが少なくなるため、WMAのクロスをトレード手法にしている人にとっては非常に興味深いインジケーターではないでしょうか。


なお、このインジケーター単体では移動平均線は表示されないため、必要ならば別途追加しましょう。


3MA03INDを表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

3MA03INDのダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


3MA03IND


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


3MA03INDのパラメーター解説


このインジケーターではパラメーターの変更は一切できません。


入力項目 入力内容

無し

変更可能なパラメーターはありません。


どうしても変更したい場合は、ソースコードを直接改変する必要があります。


また、チャートの背景色を白に設定している場合、ゴールデンクロスした時に表示される白いボックスが見えなくなってしまうため、チャートの背景色を変更するか、ボックスの色を変更しましょう。


ボックスの色を変更する場合、チャートで右クリックして「インジケーター一覧」→「3MA03IND」→「色の設定」からほかの色を選択しましょう。


また、デフォルトではシグナルが非常に小さく見にくいため、「色の設定」→「幅」から大きさを変更すると良いかと思います。


まとめ


「3MA03IND」についてご紹介してきましたが、最後にポイントをまとめておきます。


  1. 白いボックスが表示されている場合は、移動平均線がゴールデンクロスしている状態。

  2. 赤いボックスが表示されている場合は、移動平均線がデッドクロスしている状態。

  3. 緑のボックスが表示されている場合は、トレンドが発生した可能性を示唆している。


「3MA03IND」は、価格に対する反応速度よりもシグナルの精度を重視してトレンドを分析したい方に、向いているインジケーターです。


パラメーターの変更ができないため使用できる場面は限定されますが、ダマしのシグナルが少なくなっている分、通常の移動平均線の交差を用いた方法よりも使いやすいのではないでしょうか。

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