海外で人気の手法「4 Hour Strategy (MACD) 」用に開発されたMT4インジケーター『4h_MACD_FX_Strategy』
更新日時:2019年12月24日 01:49MACDはトレンドの分析に使用される定番のインジケーターで、実際に使用している方も多いのではないでしょうか。
「4h_MACD_FX_Strategy」は、MACDと移動平均線を使用したトレード手法にもとづくインジケーターで、以下のような方に向いています。
MACDをよく使用する方
MACDのシグナルの精度を高めたい方
4 Hour Strategy (MACD) に興味がある方
この記事では上記のような方のために、「4h_MACD_FX_Strategy」について解説していきます。
4h_MACD_FX_Strategyの概要
「4h_MACD_FX_Strategy」は、ForexFactoryの「4 Hour Strategy (MACD) 」というスレッドで紹介されている手法に感銘を受け開発されたMT4用のインジケーターで、MACD上でダブルトップやダブルボトムなどのチャートパターンを見つけることに焦点を当てているインジケーターのようです。
4 Hour Strategy(MACD)のスレッドはこちらからご覧いただけます。2018/12/27現在で30,578ものリプライがついている人気のスレッドです。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
このインジケーターでは、この手法に必要なサポートおよびレジスタンスポイントとして使用する以下の5つの移動平均線が表示されます。
365EMA・・・緑点線
200SMA・・・青実線
89SMA・・・赤実線
21EMA・・・黄点線
8EMA・・・白点線
また、実際に手法としてこのインジケーターを使用する際にはMACDが必要で、パラメータを短期5EMA、長期13EMA、シグナル1に変更し、水平線を+0.0015, +0.003, +0.0045, -0.0015, -0.003, -0045に追加するようですが、このインジケーター単体ではMACDは表示されないため別途追加する必要があります。
詳細な手法を知りたい方は先述のスレッドまたは以下のサイトからご覧いただけます。
ForexFactoryで非常に人気の手法専用のインジケーターですので、興味がある方はスレッドをよく読んだ上でこのインジケーターを使用してみてはいかがでしょうか。
4h_MACD_FX_Strategyを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
4h_MACD_FX_Strategyのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
4h_MACD_FX_Strategyのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「4h_MACD_FX_Strategy」のパラメーターは、テキストの大きさを設定する項目とテキストの表示位置を調整する項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
fontisize |
テキストの大きさ 初期値:10 文字の大きさを設定します。 |
corner |
テキストの位置 初期値:3 テキストをチャート上のどの角に表示するのかを設定します。 |
xdispl |
テキストの左右移動 初期値:5 テキストの水平方向の位置を調整します。 |
xdispl |
テキストの上下移動 初期値:1 テキストの垂直方向の表示位置を調整します。 |
先述のスレッドで紹介されている手法用のインジケーターのため、移動平均線の期間などのパラメーターは一切変更できず、5つの移動平均線をもとに現行トレンドの勢いを表すチャート右下のテキストのパラメーターのみ変更できます。
ただ、それぞれの移動平均線の色と大きさは変更できるので、お好みで変更すると良いかと思います。
まとめ
「4h_MACD_FX_Strategy」の見方やパラメータの設定方法についてご紹介してきましたが、以下に要点をまとめておきます。
算出期間の異なる5種類の指数平滑移動平均線を表示する。
MACDと組み合わせて使用する必要がある。
「4h_MACD_FX_Strategy」は、MACDによるシグナルの精度を高めたい方に向いているインジケータです。
一緒に使用するMACDは、セッティングが少し特殊なものになっていますので、先にご紹介した値をしっかりと確認しておきましょう。
人気のある手法ではありますが、ネットでの情報を鵜呑みにせず、実際のどの程度うまく機能するのか必ず自身の手で確認してから、本番の取引で使用することをおすすめします。