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一日の平均値幅を示唆するADRをオシレーターとして表示するMT4インジケーター『Average Day Range v1.0』

更新日時:2020年03月10日 10:55

Average_Day_Range_v1.0スクリーンショット


通貨ペアの1日の平均的な値幅を把握しておくと、取引の計画を練る際にどの程度の損失や利益が見込めるのかを推測することができます。


「Average_Day_Range_v1.0」は、1日の平均的な値幅を表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。


  1. デイトレードやスキャルピングなどの短期取引を行っている方

  2. エントリーした場合に見込める利益や損失を見積もりたい方

  3. 通貨ペアのボラティリティを確認したい方


上記のような方のためにこの記事では、「Average_Day_Range_v1.0」について解説していきます。


  1. Average_Day_Range_v1.0の概要
  2. Average_Day_Range_v1.0を表示する方法
  3. Average_Day_Range_v1.0のパラメーター解説
  4. まとめ

Average_Day_Range_v1.0の概要


「Average Day Range v1.0」は、一日の平均値幅を示唆するADRをオシレーターとしてサブウィンドウに表示するMT4用のインジケーターで、エントリーシグナルに使用するというよりは、リスク管理やボラティリテの確認のために使用するタイプのインジケーターです。


ちなみにADR(Average Daily Range)とは、その名の通り、前日と当日の高値・安値などの情報をもとに一日の平均値幅を示唆するテクニカル指標です。


ATR(Average True Range)とほぼ同義で使用されることが多く、相場のボラティリティを確認したり、リスクマネジメントに使用したり、といった使い方が一般的です。


このインジケーターでは、ADRを数値テキストではなく、オシレーターとして表示することにより、長期的なADRの推移が判断しやすくなっています。


基本的な使い方として、このインジケーターのオシレーターが前日よりも高い値にあれば、前日よりも一日の平均値幅が大きいことを表しているので、ボラティリティが高いと判断することができます。


逆に前日よりも低い値にあれば、ボラティリティが低いと判断することができます。


Average_Day_Range_v1.0を表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Average_Day_Range_v1.0のダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


Average_Day_Range_v1.0


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


Average_Day_Range_v1.0のパラメーター解説


「Average_Day_Range_v1.0」にトレーダーが変更可能なパラメーターはありません。


入力項目 入力内容

無し

変更可能なパラメーターはありません。


まとめ


「Average_Day_Range_v1.0」について解説してきましたが、最後に要点をまとめておきます。


  1. 1日の平均値幅をオシレーター形式で表示する。

  2. リスク管理やボラティリティの確認に使用できる。
  3. インジケーターの値が前日より高い場合は、ボラティリティが高くなっている状態で、低くなっている場合はボラティリティが低くなっていることを示している。


「Average_Day_Range_v1.0」は、ボラティリティを把握して、リスク管理に役立てたい場合に便利なインジケーターです。


先述の通り、リスク管理に適したインジケーターなので、トレードプランの決定や相場ボラティリティの推移の確認などに役立つかと思います。


エントリーのシグナルを発するタイプのインジケーターではないため、実際の取引で使用する際には、他のインジケーターと組み合わせて使用しましょう。

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