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200HMA、200SMA、2RSIをもとに各種シグナルを表示するMT4インジケーター『AnyMA_Rsi_R2_Indi_Opt』

更新日時:

AnyMA_Rsi_R2_Indi_Optスクリーンショット

エントリーのタイミングを、簡単に確認できるインジケーターはないだろうかと考えたことはないでしょうか。

「AnyMA_Rsi_R2_Indi_Opt」は、エントリーのタイミングをマーカーで表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. エントリーのタイミングを分析したい方

  2. トレンド方向を分析したい方

そういった方のためにこの記事では、「AnyMA_Rsi_R2_Indi_Opt」について解説していきます。

  1. AnyMA_Rsi_R2_Indi_Optの概要
  2. AnyMA_Rsi_R2_Indi_Optを表示する方法
  3. AnyMA_Rsi_R2_Indi_Optのパラメーター解説
  4. まとめ

AnyMA_Rsi_R2_Indi_Optの概要

「AnyMA_Rsi_R2_Indi_Opt」は、名前の通り、様々なテクニカル指標を組み合わせてトレードシグナルを表示するMT4用のインジケーターで、デフォルトでは、期間200のハル移動平均線(HMA)、期間200の単純移動平均線(SMA)、期間2のRSIをもとに各種シグナルを表示します。

このインジケーターを導入すると、画像のように200HMA(ピンク)と200SMA(黄色)の2本の移動平均線と「*」の形と矢印(赤と緑)のシグナルが表示されます。

このインジケーターに関する情報がほぼ無いため、ソースコードをざっと見た限りの情報になりますが、各種シグナルのルールは以下の通りです。

「*」・・・期間2のRSIが75レベル以上または25レベル以下

下向きの赤矢印・・・現在レートが200SMAより下にあるときに、直近ローソク足3本分の期間2のRSIが35レベル以上で上昇方向に連続して更新している

上向きの緑矢印・・・現在レートが200SMAより上にあるときに、直近ローソク足3本分の期間2のRSIが35レベル以下で下降方向に連続して更新している

例えば、下向きの赤矢印であれば、現在レートが200SMAより下にある場合、ローソク足3本分前のRSIが35レベル以上で、2本分前のRSIが3本分前のRSIよりも上にあり、1本分前のRSIが2本分前のRSIより上にあるときに、現在のローソク足に矢印を表示します。

AnyMA_Rsi_R2_Indi_Optを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

AnyMA_Rsi_R2_Indi_Optのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

AnyMA_Rsi_R2_Indi_Opt

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

AnyMA_Rsi_R2_Indi_Optのパラメーター解説

AnyMA_Rsi_R2_Indi_Optパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

Play_Alert

アラートの有効/無効

初期値:false

trueに設定するとアラートが有効になります。

Use_Hull_Filter

HMAフィルターの有効/無効

初期値:true

falseに設定するとHMAフィルターが無効になります。

Hull_Periods

HMAの期間

初期値:200

HMAの期間の算出期間を設定します。

Hull_Applied_Price

HMAの適用価格

初期値:0

HMAの適用価格を設定します。

Hull_Separation_Pips

フィルターの閾値

初期値:1

フィルターが有効になるHMAの変動幅を設定します。

Ma_Periods

移動平均の期間

初期値:200

移動平均の算出期間を設定します。

Ma_Type

移動平均の種類

初期値:0

移動平均の算出方法を設定します。

Ma_Applied_Price

移動平均の適用価格

初期値:0

移動平均の算出に用いる価格の種類を設定します。

RsiPeriods

RSIの期間

初期値:2

RSIの算出期間を設定します。

Rsi_Applied_Price

RSIの適用価格

初期値:0

RSIの算出に用いる価格の種類を設定します。

BuyIfDay1RsiBelow

1期間の上向きの矢印の閾値

初期値:65

上向きの矢印を表示するRSIの閾値を設定します。

BuyIfDay3RsiBelow

3期間の上向きの矢印の閾値

初期値:65

上向きの矢印を表示するRSIの閾値を設定します。

SellIfDay1RsiAbove

1期間の下向きの矢印の閾値

初期値:35

下向きの矢印を表示するRSIの閾値を設定します。

SellIfDay3RsiAbove

3期間の下向きの矢印の閾値

初期値:35

下向きの矢印を表示するRSIの閾値を設定します。

CloseBuyIfRsiAbove

1期間のアスタリスクの閾値

初期値:25

「*」を表示するRSIの閾値を設定します。

CloseSellIfRsiBelow

3期間のアスタリスクの閾値

初期値:25

「*」を表示するRSIの閾値を設定します。

ShowBars

表示範囲

初期値:10000

インジケーターを表示する期間を設定します。

「Use_Hull_Filter」をfalseにすると、HMAを使ったフィルタリングがOFFになり、代わりにLSMAが有効になります。

フィルターが作動する条件にHMAの変動幅が含まれており、「Hull_Separation_Pips」はその変動幅の程度を設定するための項目です。

まとめ

「AnyMA_Rsi_R2_Indi_Opt」を使用する際のポイントを、以下にまとめておきます。

  1. 移動平均線とRSIにもとづいてシグナルを表示している。

  2. RSIが買われ過ぎ/売られ過ぎの水準に達している場合は「*」を表示する。

  3. レートが200SMAより下にあり、直近ローソク足3本分の期間2のRSIが35レベル以上で連続して上昇している場合は売りシグナル。

  4. レートが200SMAより上にあり、直近ローソク足3本分の期間2のRSIが35レベル以下で連続して下降している場合は買いシグナル。

「AnyMA_Rsi_R2_Indi_Opt」は、順張りでエントリーするためのタイミングを、分析したい方に向いているインジケーターです。

基本的には、赤または緑の矢印でエントリーすると思われますが、このインジケーター単体ではシグナルが多発してダマしにあってしまうため、期間を調整したり、ストキャスティクスなどの他のインジケーターと併用したりすると良いかと思います。