未来のローソク足を予測して表示するMT4インジケーター「BackToFuture」
更新日時:2020年02月19日 05:35MT4には過去の値動きをもとに、取引を検証するストラテジーテスターという機能が備わっています。
「BackToFuture」は、ストラテジーテスター専用のインジケーターで、以下のような方に向いています。
ストラテジーテスターで取引の検証を行っている方
上記のような方のためにこの記事では、「BackToFuture」について解説していきます。
BackToFutureの概要
「BackToFuture」は、MT4の機能であるストラテジーテスター専用のMT4用のインジケーターで、ストラテジーテスターのヴィジュアルモードで使用すると、指定された範囲の未来のローソク足を事前に表示することができます。
通所のストラテジーテスターでは、過去の値動きを再現して表示しますが、このインジケーターを使用すると、未来のローソク足も表示されます。
ちょっと説明が難しいのですが、通常では過去の値動きを再現してローソク足が生成されていくのに対し、このインジケーターでは、事前に未来のローソク足も表示され、それらのローソク足をなぞるようにストラテジーテスターが動作します。
注意点として、ストラテジーテスターのヴィジュアルモードで、5分足以上の時間足でしか動作しない点に注意してください。
BackToFutureを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
BackToFutureのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
BackToFutureのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「BackToFuture」のパラメーターはインジケーターを表示する期間と、インジケーターの表示色を設定する項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
Future |
期間 初期値:30 インジケーターで表示するバー数を設定します。 |
GoldColor |
ゴールドで表示 初期値:false trueに設定するとインジケーターを金色で表示します。 |
「Future」は未来のローソク足を何本表示するのかを設定するための項目で、表示する時間枠に応じて調整した方がよいでしょう。
まとめ
「BackToFuture」について解説してきましたが、最後に要点をまとめておきます。
ストラテジーテスター用のインジケーター
未来のローソク足を予測して表示
5分足以上のチャートでしか動作しない
「BackToFuture」は、ストラテジーテスターで取引の検証を行うことが多い方に向いているインジケーターです。
ストラテジーテスター専用のインジーターということで、中々使いどころが限られてしまうインジケーターですが、例えば、ストラテジーテスターで過去の値動きを見返しているときに、「この後どんな値動きだったっけ?」というような状況で、答え合わせをしたい場合に役立つのではないかと思います。