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1日、5日、10日、20日、60日のそれぞれのADRをテキストで表示するMT4インジケーター『adr__1_5_10_20_60』

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adr__1_5_10_20_60スクリーンショット

通貨ペアの1日の平均的な値幅は通貨ペアによって違いがありますが、同じ通貨ペアであっても時期によって1日の値幅は変化します。

これは市場参加者の関心がその時々で異なるためで、注目を集め活発に取引されている通貨ペアは、1日の値幅が通常より大きくなることも珍しくありません。

「adr__1_5_10_20_60」は、一定期間中の1日の平均値幅をチャート上に表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. デイトレードやスキャルピングで取引している方

  2. 1日の平均値幅をいつでも確認できるようにしておきたい方

この記事ではそういった方のために、「adr__1_5_10_20_60」について解説していきます。

  1. adr__1_5_10_20_60の概要
  2. adr__1_5_10_20_60を表示する方法
  3. adr__1_5_10_20_60のパラメーター解説
  4. まとめ

adr__1_5_10_20_60の概要

「adr__1_5_10_20_60」は、その名の通り1日、5日、10日、20日、60日のそれぞれのADR(Average Day Range)をチャート上部にテキストで表示するMT4用のインジケーターで、画像のように、先ほどの1日から60日までのADRと本日のADRが自動でテキストで表示されます。

ちなみにADR(Average Day Range)とは、1日の平均値幅のことで、各通貨ペアごとに1日に動く合計値幅が大体決まっているという考えに基づいて求められています。

ただし、今日はまだ1日の平均値幅に達していないのでこれからまだまだ動くだろう、といった考えで使用するのではなく、あくまで1日のトレードプランの目安程度に捉えて使用すると良いかと思います。

求めるのが大変で見落としがちなADRを、意識しながらトレードすることができる点が、このインジケーター最大の利点でしょう。

また、表示される場所もチャートの上部で邪魔になりにくいため、どんな手法を使用している人にもおすすめです。

adr__1_5_10_20_60を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

adr__1_5_10_20_60のダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

adr__1_5_10_20_60

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

adr__1_5_10_20_60のパラメーター解説

adr__1_5_10_20_60パラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

Risk_to_Reward_rratio

リスクリワード比

初期値:3

リスクリワード比のリワードを設定します。

「adr__1_5_10_20_60」では、ADRを算出する期間やテキストの大きさを変更することはできません。

まとめ

「adr__1_5_10_20_60」の使い方やパラメーターの設定方法について解説してきましたが、以下に要点をまとめておきます。

  1. 複数の期間のADRを一緒に表示できる。

  2. ADRを意識したトレードプランを立てやすくなる。

「adr__1_5_10_20_60」を表示するとADRを一目で確認できるようになり、1日にあげられる現実的な利益を見積もりやすくなるため、デイトレードやスキャルピングなどで取引している方におすすめです。

シンプルなインジケーターではありますが、短期取引のプランを立てる際には、非常に便利なインジケーターなのではないでしょうか。