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チャートのタブを一定時間で自動的に切り替えるMT4インジケーター「AutoBringChartToTop」

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AUTO_STOP_REVERS スクリーンショット

チャートを表示する画面のサイズが小さい場合、同時に複数のチャートを表示することが難しく、場合によってはチャートを切り替えながら表示する必要があります。

「AutoBringChartToTop」は、自動的にチャートの表示を切り替えてくれるインジケーターで、以下のような方に向いています。

  1. 複数の通貨ペアを取引している方

  2. チャートを手動で頻繁に切り替えている方

この記事では以上のような方のために「AutoBringChartToTop」について解説していきます。

  1. AutoBringChartToTopの概要
  2. AutoBringChartToTopを表示する方法
  3. AutoBringChartToTopのパラメーター解説
  4. まとめ

AutoBringChartToTopの概要

「AutoBringChartToTop」は、名前の通り、複数のチャートタブを一定の秒数が経つと自動的に切り替えてくれるMT4用のインジケーターで、このインジケーターを導入すると、右下にON/OFFボタンが表示され、このボタンをONにしておくと、3秒ごとにMT4下部の現在開いているチャートが自動的に切り替えられます。

複数のディスプレイを使って常に複数のチャートを見ている人にとっては不要なインジケーターかもしれませんが、1つの画面で複数のチャートを見ている人にとっては非常に便利なインジケーターかと思います。

切り替えまでのインターバルはパラメーター設定画面から変更可能ですが、あまりに長い時間を設定するとこのインジケーターを使う意味が無くなってしまうかと思います。

よって、このインジケーターはスキャルピング向けのインジケーターとなっています。

AutoBringChartToTopを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

AutoBringChartToTopのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

AutoBringChartToTop

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

AutoBringChartToTopのパラメーター解説

AUTO_STOP_REVERS パラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「AutoBringChartToTop」のパラメーターは、表示位置の調整とチャートを切り替える間隔を設定するための項目で構成されています。

入力項目 入力内容

Coner

ボタンの表示位置

初期値:Right lower chart corner

ボタンを設定する角を設定します。

ShiftX

ボタンの左右移動

初期値:5

水平方向のボタンの表示位置を設定します。

ShiftY

ボタンの上下移動

初期値:15

垂直方向のボタンの表示位置を設定します。

IntervalSeconds

切替時間

初期値:3

チャートを切り替える時間を設定します。

「Coner」はボタンをチャート上のどの角に表示するのかを設定するためのパラメーターで、初期設定では右下の角に表示される設定になっていますので、必要に応じて変更すると良いでしょう。

「IntervalSeconds」を変更することで、チャート切り替えまでの時間を変更することができますので、自身が使いやすい時間に変更しておきましょう。

まとめ

「AutoBringChartToTop」の使い方やパラメーターの設定方法について解説してきましたが、最後にポイントをまとめておきましょう。

  1. チャートを自動的に切り替えて表示する。

  2. ボタンの表示位置を調整できる。

  3. チャートを切り替える間隔は調整できる。

以上のような特徴から「AutoBringChartToTop」は、複数のチャートを頻繁に切り替える必要がある方に向いているインジケーターです。

1つの画面で複数のチャートを見るスキャルピング向けのインジケーターとなっていますが、やはり複数の画面を使うのに比べると使い勝手は悪いため、複数画面が使えない方の代替手段として考えるべきでしょう。