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価格が転換したポイントに矢印を表示するMT4インジケーター「Butterfly」

更新日時:2020年01月23日 02:57

Butterflyスクリーンショット


価格が反転したポイントを、一目で確認できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。


「Butterfly」は値動きの反転を検出して、反転があった箇所にマーカーを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。


  1. 価格が反転したポイントを確認したい方

  2. 主要な高値や安値の位置を確認したい方


以上のような方のためにこの記事では、「Butterfly」について解説していきます。


  1. Butterflyの概要
  2. Butterflyを表示する方法
  3. Butterflyのパラメーター解説
  4. まとめ

Butterflyの概要


「Butterfly」は、一定期間の高値・安値に赤矢印または緑矢印のシグナルを表示してくれるMT4用のインジケーターで、このインジケーターを導入すると、画像のように一定期間の山と谷にシグナルが表示されます。


この高値や安値は、zigzagをもとに検出したもので、パラメーターを調整することで大きな値動きにだけインジケーターが反応するように設定したり、小さな値動きにも反応するように設定することができます。


画像を見ると、一見正確に高値・安値を捉えているように見えますが、このインジケーターはリペイントするため注意が必要です。


よって、売買シグナルに使うのは危険なので、レンジ相場などであくまで目安として使用するのが良いかと思います。


Butterflyを表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Butterflyのダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


Butterfly


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


Butterflyのパラメーター解説


Butterflyパラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


「Butterfly」はzigzagをベースにしているため、パラメーターの項目もzigzagに準じたものになっています。


入力項目 入力内容

ExtDepth

深さ


初期値:32


高値や安値を検出する期間を設定します。

ExtDeviation

転換率


初期値:3


zigzagのピークの位置を設定します。

ExtBackstep

期間


初期値:12


価格の反転を検出する期間を設定します。


「ExtDepth」の値を小さくするほど、小さな値動きにインジケーターが反応し、大きな値に設定するほど、より大きな動きにもとづいて矢印を表示します。


「ExtDepth」以外のパラメーターを変更しても、インジケーターの動作にあまり大きな変化はないため、こだわりがなければ、ほかの項目は初期設定のままでもよいでしょう。


まとめ


「Butterfly」の使い方やパラメーターの設定方法について解説しましたが、以下に要点をまとめておきます。


  1. zigzagをベースにしている。

  2. 矢印はリペイントされるため、シグナルとして使用するのは難しい。

  3. パラメーターの「ExtDepth」で検出する値動きの大きさを調整する。


「Butterfly」はシグナルをリペイントするため、取引のシグナルとして使用することはできませんが、過去に価格が反転したポイントを確認したい方にとっては、便利なインジケーターと言えます。


パラメーターの項目は、zigzagのパラメーターと共通の項目で構成されているため、zigzagを使用したことのある方であれば、設定等で戸惑うことも少ないでしょう。


また、主要な高値/安値を確認したい時にも、活用できるのではないでしょうか。

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