パラボリックSARのようにイグジットする水準をチャートに表示するMT4インジケーター「buy_sell」
更新日時:2020年01月22日 03:18イグジットする水準は、エントリーする水準と同じぐらい取引の成否に関わる重要な要素ですが、どのようにして決めれば良いのか悩んでしまうという方もいるのではないでしょうか。
「buy_sell」は、イグジットする水準をチャート上に表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。
トレンドフォロー系の手法を使用している方
保有中のポジションに乗っている利益を守りつつ、可能な限り利益を伸ばしたい方
この記事では上記のような方のために「buy_sell」について解説していきます。
buy_sellの概要
インジケーターを起動すると、チャート上にパラボリックSARのようなドットが表示されます。
画像の緑色のドットラインはパラボリックSAR、赤色と青色のドットラインが「buy_sell」ですが、パラボリックSARよりも一定方向のラインが継続するようになっているのが分かるかと思います。
「buy_sell」は以下のような方法で算出されます。
ma = 中間価格の14期間単純移動平均
ma1 = maの1期間前の値
dma = 60期間ATR
ma>ma1の場合、buy_sell = ma - ma1
ma<ma1の場合、buy_sell = ma + ma1
「buy_sell」は、パラボリックSARと同じように使用することができ、価格とドットが接触するか、ドットの表示が切り替わったらイグジットのシグナルです。
イグジットする水準を値動きに追従して表示するため、トレンド相場で利益を大きく伸ばせる可能性があります。
buy_sellを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
buy_sellのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
buy_sellのパラメーター解説
「buy_sell」にトレーダーが設定可能なパラメーターはありません。
入力項目 | 入力内容 |
無し |
変更可能なパラメーターはありません。 |
まとめ
「buy_sell」について解説してきましたが最後にポイントをまとめておきます。
移動平均線とATRをもとに算出されている。
価格とドットが接触するか、ドットの表示が切り替わった場合はイグジットのシグナル。
トレンド相場で利益を大きく伸ばせる可能性がある。
「buy_sell」は、損切りすべき水準を値動きに追従して表示してくれるため、ポジションに乗った利益を守りつつ、できるだけ利益を伸ばしたいという方に向いているインジケーターです。
トレンドフォロー系の手法と相性が良いインジケーターなので、そういった手法を使用している方は一度試してみてはいかがでしょうか。