EUR/USDとUSD/CHFの相関関係を示唆するオシレーターを表示するMT4インジケーター『CHF_CORR_EUR』
更新日時:2020年01月14日 11:41影響の大きさはさまざまですが、通貨取引は相対取引という性質上、完全に独立してレートが動くことはないため、通貨ペアには相関関係が存在します。
「CHF_CORR_EUR」は通貨ペアの相関関係に着目したインジケーターで、以下のような方に向いています。
短期取引を行っている方
EURを取引している方
以上のような方のためにこの記事では「CHF_CORR_EUR」について解説していきます。
CHF_CORR_EURの概要
「CHF_CORR_EU」は、EUR/USDとUSD/CHFの相関関係を示唆するオシレーターをサブウィンドウに表示するMT4用のインジケーターで、クロス通貨であるEUR/USDとUSD/CHFの相関関係を示唆するオシレーターラインとラインをもとにした売買シグナルを表示してくれます。
このインジケーターは、USD/CHFの直近のローソク足の始値から終値を引いた値が-6pips以下の場合はEUR買いのシグナル、6pips以上の場合はEUR売りのシグナルを表示する仕組みになっており、チャートの時間足を大きくするとシグナルが出過ぎてしまうため、長期取引には向いていません。
ちなみに、このインジケーターはEUR/USDとUSD/CHF専用のインジケーターのようで、EUR/USDおよびUSD/CHF以外のチャートで使用したり、他の通貨ペアの相関関係を設定したりすることはできないようです。
CHF_CORR_EURを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
CHF_CORR_EURのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
CHF_CORR_EURのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
currency |
通貨 初期値:CHF 基準にする通貨を設定します。 |
「currency」は基準となる通貨を設定する項目ですが、「CHF_CORR_EUR」はEUR/USDとUSD/CHF専用のインジケーターなので、このパラメーターを変更するとうまく機能しない可能性があります。
まとめ
「CHF_CORR_EUR」の使い方やパラメーターの設定方法について解説してきましたが、最後にポイントをまとめておきましょう。
EUR/USDとUSD/CHFの相関関係にもとづいている。
EURの売買シグナルをメッセージで通知する。
短期取引に向いている。
「CHF_CORR_EUR」は、上記のような特徴からEURで短期取引を行っている方に向いているインジケーターと言えます。
このインジケーターに関する情報は少ないため、実際の取引で使用する前に自身が取引している環境でどの程度うまく機能するのか確認してから使用することをおすすめします。