値動きの強さをヒストグラムで表示するMT4インジケーター「Turbo_JVEL1」

更新日時：2020年01月13日 11:13

Turbo_JVEL1スクリーンショット

「Turbo_JVEL1」は、値動きの強さを測定するためのインジケーターで、算出には移動平均線が用いられています。

このインジケーターは次のような方に向いています。

以上のような方のためにこの記事では「Turbo_JVEL1」の見方やパラメーターの設定方法について解説していきます。

Turbo_JVEL1の概要

「Turbo_JVEL1」はオシレーター形式のインジケーターで、起動するとサブウィンドウ上にヒストグラムを表示します。

「Turbo_JVEL1」の算出にはJMA（jurik moving average）という特殊な移動平均線が用いられています。

一般的な移動平均線は、価格への反応速度上げるために算出期間を短く設定すると、ノイズが多くなる傾向にありますが、JMAは反応速度が速い割にノイズが少ないという特徴があります。

「Turbo_JVEL1」では、0が中間水準になっており、インジケーターの値が0より高い場合は価格が上昇している状態で、反対に0より低い場合は価格が下降している状態です。

また、値動きが弱い場合はインジケーターの値が0付近で小さく動く程度ですが、価格が力強く動き出した場合には、長いヒストグラムを表示します。

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Turbo_JVEL1のダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

Turbo_JVEL1

MT4のインジケーター追加（インストール）の手順を説明ページを作ってみました。追加（インストール）手順が分からないという方はご参考下さい。

Turbo_JVEL1パラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「Turbo_JVEL1」のパラメーターは2つの項目で構成されています。

入力項目

入力内容

Length

算出期間

初期値：14

値動きの強さを測定する期間を設定します。

Phase

位相

初期値：0

インジケーターの感度が変化します。

「Phase」を変更するとインジケーターの感度が変化しますが、大きく変化するわけではないので、よほどシビアな状況ではない限り、初期設定のまま使用しても支障はないでしょう。

また、初期設定の状態では短期的な値動きに反応するようになっていますので、長期的な値動きを分析したい場合は「Length」を大きな値に変更する必要があります。

「Turbo_JVEL1」について解説しましたが、最後に要点をまとめておきます。

「Turbo_JVEL1」は、値動きの強さを分析したい方に向いているインジケーターです。

JMAを使用しており価格への反応が速いので、動きが速い相場で取引している方にとっては、扱いやすいインジケーターなのではないでしょうか。

買われ過ぎ/売られ過ぎといった水準が設定されているわけではないため、このインジケーター単体でエントリーのタイミングを分析することはできません。

使用する際には、他のインジケーターと組み合わせて使用しましょう。