2種類のサポートライン・レジスタンスラインを表示するMT4インジケーター「RES-SUP」
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逆張りやブレイクアウトが起こりそうな水準を分析できるインジケーターがあればと考えたことがないでしょうか。
「RES-SUP」は、価格に追従しながらサポートラインやレジスタンスラインを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
逆張り系の手法を使用している方
ブレイクアウトを狙って取引している方
サポートラインやレジスタンスラインの水準を分析したい方
以上のような方のためにこの記事では「RES-SUP」について解説します。
RES-SUPの概要
「RES-SUP」を起動すると、チャート上に赤色の破線でチャネルが2種類表示されます。
「RES-SUP」では、以下の方法でサポートラインやレジスタンスラインを算出しています。
OHLC=高値+安値+始値+終値
HLC=高値+安値+終値
50%のサポートライン=1日前のOHLC/3-(1日前のHLC)×0.5
61.8%のサポートライン=1日前のOHLC/3-(1日前のHLC)×0.618
50%のレジスタンスライン=1日前のOHLC/3+(1日前のHLC)×0.5
61.8%のレジスタンスライン=1日前のOHLC/3+(1日前のHLC)×0.618
「RES-SUP」は日足チャートの価格をもとに算出されているため、チャートの時間枠を日足以上に設定すると表示されなくなります。
使用する際は、日足より小さな時間枠に設定する必要があるので注意しましょう。
トレンドが発生すると、頻繁にサポートラインやレジスタンスラインがブレイクされるので、逆張り系の手法を使用している場合はエントリーを控えた方がよいでしょう。
「RES-SUP」単体で、エントリーのタイミングや水準を分析するのは難しいため、ほかのインジケーターと組み合わせて使用することをおすすめします。
RES-SUPを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
RES-SUPのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
RES-SUPのパラメーター解説
「RES-SUP」にトレーダーが変更可能なパラメーターはありません。
入力項目 | 入力内容 |
無し |
変更可能なパラメーターはありません |
まとめ
「RES-SUP」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
価格に追従してサポートラインとレジスタンスラインを表示する
サポートライン・レジスタンスラインはOHLCの合計に対して、OHLCの合計を3で除算した値がどの程度の水準にあるのかをベースに算出される
サポートライン・レジスタンスラインは、50%と61.8%の2種類が表示される
「RES-SUP」は、価格が反転しそうな水準やブレイクアウトが起こりそうな水準を分析したい方に向いているインジケーターです。
逆張りやブレイクアウトを狙って取引している方であれば、活用できる場面があるのではないでしょうか。