過去の値動きが転換したポイントに矢印を表示するMT4インジケーター「super_signals」
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過去に値動きが転換したポイントを自動的に検出してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「super_signals」は、一定期間中の最高値と最安値にマーカーを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
過去に値動きが転換したポイントを確認したい方
目立つ高値や安値の位置を確認したい方
一定期間中の高値や安値を損切りや利益確定水準に設定して取引している方
以上のような方のためにこの記事では、「super_signals」について詳しく解説します。
super_signalsの概要
「super_signals」を起動すると、チャート上に矢印が表示されます。
ローソク足24本分の期間の中でもっとも高値を付けたローソク足には、下向きの赤い矢印を表示。
24期間中、もっとも安値を付けたローソク足には、上向きの水色の矢印を表示します。
「super_signals」は、エントリーのタイミングを分析できるインジケーターではないため、ほかのインジケーターと組み合わせて使用する必要があります。
高値や安値を検出する期間は、24に固定されているため、パラメーターから変更することはできません。
期間を変更するには、ソースコードを改変する必要があります。
検出期間を変更する場合は、ソースコード15行目の「int dist=24;」の値を変更します。
ただし、ソースコードの改変は自己責任になるので、初心者の方はやめておいた方が良いでしょう。
super_signalsを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
super_signalsのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
super_signalsのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「super_signals」のパラメーターは、矢印の表示位置を調整するための項目のみのシンプルな構成になっています。
入力項目 | 入力内容 |
SignalGap |
シグナルの距離 初期値:10 矢印の表示位置を設定します。 |
「super_signals」は、シグナルの表示位置を設定するための項目です。
高値や安値からの距離をpipsで指定します。
デフォルトの状態では10pipsに設定されていますが、チャートの時間枠や縮尺によっては見にくい場合も。
自身が使用しているチャートに合わせて、調整した方が良いでしょう。
まとめ
「super_signals」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
24期間中の最高値や最安値に矢印を表示する。
最高値には赤色の矢印を表示する。
最安値には水色の矢印を表示する。
「super_signals」は、過去に値動きが転換したポイントを確認したい方に向いているインジケーターです。
このインジケーター単体で、エントリーのタイミングを分析することはできないため、あくまでも補助的なものと捉えた方が良いでしょう。
バックテストを実施する時などに、活用できるのではないでしょうか。