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2本のSATLをもとにしたトレンドの方向を矢印で表示するMT4インジケーター「SATLs」

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SATLsスクリーンショット

トレンドの方向を、簡単に確認できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「SATLs」は、SATLというラインにもとづいてトレンドの方向を、矢印で表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。

  1. トレンドの方向を確認したい方

  2. 実験的なインジケーターを試してみたい方

そういった方のためにこの記事では、「SATLs」について解説していきます。

  1. SATLsの概要
  2. SATLsを表示する方法
  3. SATLsのパラメーター解説
  4. まとめ

SATLsの概要

「SATLs」を起動すると、上昇トレンドが発生したポイントに水色の上向きの矢印、下降トレンドが発生したポイントに下向きの赤い矢印が表示されます。

「SATLs」は、算出期間を1期間ずらした2本のSATL(低速適応型トレンドライン)をもとにシグナルを表示しており、SATLは次のような方法で算出されます。

SATL=0.0982862174×1期間前の終値

+0.0975682269×2期間前の終値

+0.0961401078×3期間前の終値

+0.0940230544×4期間前の終値

+0.0912437090×5期間前の終値

+0.0878391006×6期間前の終値

+0.0838544303×7期間前の終値

+0.0793406350×8期間前の終値

+0.0743569346×9期間前の終値

+0.0689666682×10期間前の終値

+0.0632381578×11期間前の終値

+0.0572428925×12期間前の終値

+0.0510534242×13期間前の終値

+0.0447468229×14期間前の終値

+0.0383959950×15期間前の終値

+0.0320735368×16期間前の終値

+0.0258537721×17期間前の終値

+0.0198005183×18期間前の終値

+0.0139807863×19期間前の終値

+0.0084512448×20期間前の終値

+0.0032639979×21期間前の終値

-0.0015350359×22期間前の終値

-0.0059060082×23期間前の終値

-0.0098190256×24期間前の終値

-0.0132507215×25期間前の終値

-0.0161875265×26期間前の終値

-0.0186164872×27期間前の終値

-0.0205446727×28期間前の終値

-0.0219739146×29期間前の終値

-0.0229204861×30期間前の終値

-0.0234080863×31期間前の終値

-0.0234566315×32期間前の終値

-0.0231017777×33期間前の終値

-0.0223796900×34期間前の終値

-0.0213300463×35期間前の終値

-0.0199924534×36期間前の終値

-0.0184126992×37期間前の終値

-0.0166377699×38期間前の終値

-0.0147139428×39期間前の終値

-0.0126796776×40期間前の終値

-0.0105938331×41期間前の終値

-0.0084736770×42期間前の終値

-0.0063841850×43期間前の終値

-0.0043466731×44期間前の終値

-0.0023956944×45期間前の終値

-0.0005535180×46期間前の終値

+0.0011421469×47期間前の終値

+0.0026845693×48期間前の終値

+0.0040471369×49期間前の終値

+0.0052380201×50期間前の終値

+0.0062194591×51期間前の終値

+0.0070340085×52期間前の終値

+0.0076266453×53期間前の終値

+0.0080376628×54期間前の終値

+0.0083037666×55期間前の終値

+0.0083694798×56期間前の終値

+0.0082901022×57期間前の終値

+0.0080741359×58期間前の終値

+0.0077543820×59期間前の終値

+0.0073260526×60期間前の終値

+0.0068163569×61期間前の終値

+0.0062325477×62期間前の終値

+0.0056078229×63期間前の終値

+0.0049516078×64期間前の終値

+0.0161380976×65期間前の終値

直近のSATL>1期間前のSATLの場合は上昇トレンド、直近のSATL<1期間前のSATLの場合は下降トレンドのシグナルを表示します。

SATLsを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

SATLsのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

SATLs

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

SATLsのパラメーター解説

SATLsパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

CountBars

表示範囲

初期値:300

インジケーターを表示する範囲をバーの数で指定します。

より過去にさかのぼってインジケーターを表示したい場合は、「CountBars」の値を大きくする必要があります。

反対に、直近のシグナルだけを表示したい場合は、「CountBars」を小さな値に変更しましょう。

まとめ

「SATLs」を使用する際のポイントをまとめると以下のようになります。

  1. 算出期間をずらしたSATLをもとにシグナルを表示している。

  2. 上昇トレンドが発生したポイントには水色の上向きの矢印を表示する。

  3. 下降トレンドが発生したポイントには赤色の下向きの矢印を表示する。

「SATLs」は、トレンドの方向を矢印で表示することから、トレンドの方向を一目で確認できるようにしておきたい方に向いているインジケーターです。

SATLを用いてトレンドの方向を表示するインジケーターは珍しく、シグナルの精度に関する情報も少ないため、十分なバックテストを行った上で使用した方が良いでしょう。

実験的なインジケーターを使用してみたいという方は、一度試してみてはいかがでしょうか。