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ローパスフィルターを用いてノイズの少ないトレンドラインを表示するMT4インジケーター「Ticker_SATL」

更新日時:2020年05月20日 11:08

Ticker_SATLスクリーンショット


ティックチャートをベースにしたトレンドラインを表示できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。


「Ticker_SATL」は、ローパスフィルターを用いてティックチャート上にトレンドラインを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。


  1. ティックチャートをよく使用する方

  2. 短期的な値動きの方向を確認したい方

  3. ティックチャートのトレンドを分析したい方


上記のような方のためにこの記事では、「Ticker_SATL」について解説します。


  1. Ticker_SATLの概要
  2. Ticker_SATLを表示する方法
  3. Ticker_SATLのパラメーター解説
  4. まとめ

Ticker_SATLの概要


「Ticker_SATL」を起動するとサブウィンドウ上に赤色の細いラインでティック、赤色の太いラインでSATL(Slow Adaptive Trend Line)というトレンドラインが表示されます。


「Ticker_SATL」の算出方法は以下の通りです。


Ticker_SATL=0.0982862174×直近のティック


+0.0975682269×1つ前のティック


+0.0961401078×2つ前のティック


+0.0940230544×3つ前のティック


+0.0912437090×4つ前のティック


+0.0878391006×5つ前のティック


+0.0838544303×6つ前のティック


+0.0793406350×7つ前のティック


+0.0743569346×8つ前のティック


+0.0689666682×9つ前のティック


+0.0632381578×10つ前のティック


+0.0572428925×11つ前のティック


+0.0510534242×12つ前のティック


+0.0447468229×13つ前のティック


+0.0383959950×14つ前のティック


+0.0320735368×15つ前のティック


+0.0258537721×16つ前のティック


+0.0198005183×17つ前のティック


+0.0139807863×18つ前のティック


+0.0084512448×19つ前のティック


+0.0032639979×20つ前のティック


-0.0015350359×21つ前のティック


-0.0059060082×22つ前のティック


-0.0098190256×23つ前のティック


-0.0132507215×24つ前のティック


-0.0161875265×25つ前のティック


-0.0186164872×26つ前のティック


-0.0205446727×27つ前のティック


-0.0219739146×28つ前のティック


-0.0229204861×29つ前のティック


-0.0234080863×30つ前のティック


-0.0234566315×31つ前のティック


-0.0231017777×32つ前のティック


-0.0223796900×33つ前のティック


-0.0213300463×34つ前のティック


-0.0199924534×35つ前のティック


-0.0184126992×36つ前のティック


-0.0166377699×37つ前のティック


-0.0147139428×38つ前のティック


-0.0126796776×39つ前のティック


-0.0105938331×40つ前のティック


-0.0084736770×41つ前のティック


-0.0063841850×42つ前のティック


-0.0043466731×43つ前のティック


-0.0023956944×44つ前のティック


-0.0005535180×45つ前のティック


+0.0011421469×46つ前のティック


+0.0026845693×47つ前のティック


+0.0040471369×48つ前のティック


+0.0052380201×49つ前のティック


+0.0062194591×50つ前のティック


+0.0070340085×51つ前のティック


+0.0076266453×52つ前のティック


+0.0080376628×53つ前のティック


+0.0083037666×54つ前のティック


+0.0083694798×55つ前のティック


+0.0082901022×56つ前のティック


+0.0080741359×57つ前のティック


+0.0077543820×58つ前のティック


+0.0073260526×59つ前のティック


+0.0068163569×60つ前のティック


+0.0062325477×61つ前のティック


+0.0056078229×62つ前のティック


+0.0049516078×63つ前のティック


+0.0161380976×64つ前のティック


SATLが上昇している場合、価格が上昇していることを示しており、SATLが下降している場合は、価格も下降していることを示しています。


「Ticker_SATL」は平均を示すものではありませんが、インジケーターの見方は移動平均線と類似しています。


ティックチャート上にノイズの少ないトレンドラインを表示したいという方には、ちょうどよいインジケーターと言えます。


Ticker_SATLを表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Ticker_SATLのダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


Ticker_SATL


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


Ticker_SATLのパラメーター解説


Ticker_SATLパラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


「Ticker_SATL」のパラメーターは、インジケーターを表示する期間を設定する項目のみのシンプルな構成になっています。


入力項目 入力内容

CountBars

カウントバー


初期値:1000


インジケーターの表示期間を設定します。


「CountBars」は、インジケーターの表示期間を設定するための項目で、100に設定した場合はローソク足100本分の期間にのみインジケーターを表示します。


まとめ


「Ticker_SATL」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。


  1. ティックチャートをベースにしたトレンドラインを表示する。

  2. ローパスフィルターが用いられている。

  3. インジケーターの値が上昇している場合は価格も上昇している状態で、下降している場合は価格も下降している状態。


「Ticker_SATL」は、ティックチャートのトレンドを分析したい方に、向いているインジケーターです。


ティックチャートをよく使用する方は、導入を検討してみても良いのではないでしょうか。

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