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標準偏差とブルパワー・ベアパワーでトレンドの方向を分析するMT4インジケーターを表示する「Trend23SEP05」

更新日時:

Trend23SEP05スクリーンショット

トレンドの始まりと方向を、分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「Trend23SEP05」は買いと売りの力関係と、標準偏差にもとづいてトレンドの方向を分析するためのインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. トレンドの始まりを分析したい方

  2. トレンドの方向を分析したい方

  3. トレンドフォロー型の手法を使用している方

上記のような方のためにこの記事では、「Trend23SEP05」について解説します。

  1. Trend23SEP05の概要
  2. Trend23SEP05を表示する方法
  3. Trend23SEP05のパラメーター解説
  4. まとめ

Trend23SEP05の概要

「Trend23SEP05」を起動すると買いと売りの差を示す青色のラインと、標準偏差を示す赤色のラインが表示されます。

「Trend23SEP05」の算出方法は以下の通りです。

標準偏差=(現在の価格-「Power_Price_0_6」)の「Bands_Period」期間の標準偏差

売りと買いの差=-(直近の安値-「Power_Period」期間EMA)-(直近の高値-「Power_Period」期間EMA)

青色のラインが赤色のラインを下から上に抜けた場合は、上昇トレンドが始まった可能性を示唆しています。

反対に青色のラインが赤色のラインを上から下に抜けた場合は、下降トレンドが始まった可能性を示しています。

また、2本のライン同士の距離が近く、インジケーターの振り幅が小さい場合は、相場に方向感がない状態です。

Trend23SEP05を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Trend23SEP05のダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

Trend23SEP05

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

Trend23SEP05のパラメーター解説

Trend23SEP05パラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

Bands_Mode_0_2

標準偏差の算出方法

初期値:0

標準偏差の算出方法を番号で指定します。

Power_Price_0_6

EMA適用価格

初期値:0

指数平滑移動平均の適用価格を設定します。

Price_Type_0_3

標準偏差の適用価格

初期値:0

標準偏差の適用価格を設定します。

Bands_Period

標準偏差の算出期間

初期値:20

大きな値に設定するほどラインの表示が滑らかになります。

Bands_Deviation

偏差

初期値:2

偏差を設定します。

Power_Period

EMA算出期間

初期値:13

指数平滑移動平均線の算出期間を設定します。

CountBars

インジケーターを表示する期間

初期値:300

インジケーターを表示する期間をバー数で指定します。

「Bands_Mode_0_2」は、標準偏差のモード設定するための項目で、0~2の番号でモードを設定します。

0に設定するとベースラインが表示され、1に設定するとロワーライン、2に設定するとアッパーラインを表示します。

まとめ

「Trend23SEP05」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. 青色のラインが赤色のラインを下から上に抜けた場合は、上昇トレンドの始まりを示唆している。

  2. 青色のラインが赤色のラインを上から下に抜けた場合は、下降トレンドの始まりを示唆している。

「Trend23SEP05」は、トレンドの始まりを分析したい方に向いているインジケーターです。

ただし、持ち合い相場ではダマしのシグナルが多くなるため、「Trend23SEP05」を使用するのは控えた方が良いでしょう。