値動きの転換と損切水準をチャートに表示するMT4インジケーター「BrainTrend1_all_in_one」
更新日時:2020年02月06日 08:11値動きの転換を捉えてエントリーできるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「BrainTrend1_all_in_one」は、値動きの転換とエントリーするタイミングを表示するインジケーターで次のような方に向いています。
値動きの転換を捉えたい方
損切りすべき水準を確認したい方
以上のような方のためにこの記事では、「BrainTrend1_all_in_one」について解説していきます。
BrainTrend1_all_in_oneの概要
「BrainTrend1_all_in_one」は、ATRとストキャスティクスをもとに、現行トレンドの向きによってローソク足に色づけをし、トレーリングストップに使えるラインをローソク足の上または下に表示するMT4用のインジケーターです。
このインジケーターは、海外で人気の「BrainTrend」という手法をもとに作成されたインジケーターシリーズの1つのようです。
「BrainTrend」手法の詳細なルール等は割愛させていただくので、気になる方は各自調べてみてください。
「BrainTrend1_all_in_one」は、市場が上昇局面であればローソク足を水色で表示し、ローソク足の下に水色のラインを引きます。
逆に市場が下降局面であればローソク足をピンク色で表示し、ローソク足の上にピンク色のラインを引きます。
インジケーターの色が切り替わり、大きいドットが表示されたポイントがエントリーのタイミングを示しており、ローソク足の近くに表示されているラインは損切水準を示しています。
トレンド追従型のインジケーターなので、レンジ相場とは相性が悪くダマしのシグナルが頻発するほか、短い足でもダマしのシグナルが頻発してしまうので、出来るだけ長い時間足で使用すると良いかと思います。
BrainTrend1_all_in_oneを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
BrainTrend1_all_in_oneのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
BrainTrend1_all_in_oneのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
stoch_period |
ストキャスティクスの算出期間 初期値:9 ストキャスティクスの算出期間を設定します。 |
stoch_max |
ストキャスティクスの最大値 初期値:53 ストキャスティクスの買われ過ぎ水準を設定します。 |
stoch_min |
ストキャスティクスの最小値 初期値:47 ストキャスティクスの売られ過ぎ水準を設定します。 |
atr_current_norm_factor |
直近のATR係数 初期値:0.435 直近のATRの正規化係数を設定します。 |
atr_before_norm_factor |
過去のATR係数 初期値:1.5 過去のATRの正規化係数を設定します。 |
atr_period |
ATR算出期間 初期値:7 ATRの算出期間を設定します。 |
atr_before_step |
ATRのステップ 初期値:1 ATRの算出期間を増加させる間隔を設定します。 |
NumBars |
バーカウント 初期値:10000 インジケーターを表示する期間を設定します。 |
「BrainTrend1_all_in_one」のパラメーターは初期設定の状態で最適化されているようなので、特にこだわりがなければそのまま使用した方が良いでしょう。
まとめ
「BrainTrend1_all_in_one」について解説してきましたが、最後にポイントをまとめておきましょう。
上昇局面ではローソク足を水色で表示。
下降局面ではローソク足をピンク色で表示。
大きなドットはエントリーのタイミングを示している。
ローソク足の近くに表示されているラインは損切りすべき水準を示している。
「BrainTrend1_all_in_one」は、値動きの転換を捉えてエントリーしたい方に向いているインジケーターです。
エントリーした後の損切り水準も一緒に表示するため、どこで損切りすべきか迷うこともないでしょう。
先に解説した通り、レンジ相場ではダマしのシグナルが多くなりますので、使用する際は注意が必要です。