相場の強気(Bull)と弱気(Bear)を示唆するラインをサブウィンドウに表示するMT4インジケーター『BullsBearsEyes(28AUG05)』
更新日時:2020年04月14日 11:51勢力指数というインジケーターを使用すると、相場の強気/弱気を分析することができ、MT4には標準でBulls powerとBears powerという勢力指数を表示できるインジケーターがインストールされています。
「BullsBearsEyes(28AUG05)」は、勢力指数をベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。
現在の相場が強気なのか弱気なのかを分析した方
勢力指数の感度を調整したい方
この記事では上記のような方のために、「BullsBearsEyes(28AUG05)」について解説していきます。
BullsBearsEyes(28AUG05)の概要
「BullsBearsEyes(28AUG05)」は、名前の通り、相場の強気(Bull)と弱気(Bear)を示唆するラインをサブウィンドウに表示するMT4用のインジケーターで、このインジケーターを導入すると、サブウィンドウに画像のような1本ラインが表示されます。
見方は非常にシンプルで、ラインが天井に近ければ近いほどBull(強気)で、逆に底に近ければ近いほどBear(弱気)であると判断します。
パラメーターからインジケーターを算出する時間足を設定できるため、マルチタイムフレーム分析にも対応可能です。
BullsBearsEyes(28AUG05)を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
BullsBearsEyes(28AUG05)のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
BullsBearsEyes(28AUG05)のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
periods |
期間 初期値:13 インジケーターの算出期間を設定します。 |
timeperiods |
時間足 初期値:0 インジケーターを算出する時間足を設定します。 |
gammma |
係数 初期値:0.6 インジケーターの感度が変化します。 |
CountBars |
バーカウント 初期値:600 インジケーターを表示する範囲を設定します。 |
「timeperiods」は、インジケーターを算出する時間足を設定するための項目で、5分足の場合は5、1時間足の場合は60というふうに分単位で設定します。
0に設定した場合はチャートを表示している時間足が適用されます。
「gammma」は、インジケーターの係数を設定するための項目で、インジケーターが天井や底に到達する頻度を調整できます。
デフォルトの状態では、感度が高く短期的な動きになってしまうので、長期的な相場の状況を確認したい場合は「gammma」を「0.9」あたりに設定すると良いでしょう。
まとめ
「BullsBearsEyes(28AUG05)」を、使用する際のポイントをまとめると以下のようになります。
相場の強気(Bull)と弱気(Bear)を示唆するラインを表示する。
ラインが天井に近ければ近いほど強気の状態。
ラインが底に近ければ近いほど弱気の状態。
「BullsBearsEyes(28AUG05)」は、現在の相場が強気なのか弱気なのかを、分析したい方に向いているインジケーターです。
シンプルなインジケーターですが、相場のBullとBearの関係を一目で判断できるので、相場観の形成に役立つインジケーターではないでしょうか。
気になった方は是非試してみてください。