トレンド相場とレンジ相場を視覚的に判断できるグラフをサブウィンドウに表示するフィルタリング用のMT4インジケーター『Forex_SMART_Filter_v1』
更新日時:2019年11月29日 10:35現在の相場が、トレンド相場なのかレンジ相場なのかを判断するためのインジケーターには、さまざまな種類がありますが、インジケーターによってはシグナルの解釈が難しく、判断に迷うこともあるのではないでしょうか。
「Forex_SMART_Filter_v1」は、現在の相場の状況を分かりやすく表示するためのインジケーターで、次のような方に向いています。
現在の相場の状況を大まかに把握したい方
シグナルが明快なインジケーターを探している方
短期取引を行っている方
この記事では上記のような方のために、「Forex_SMART_Filter_v1」の見方やパラメーターについて解説していきます。
Forex_SMART_Filter_v1の概要
「Forex_SMART_Filter_v1」は、トレンド相場とレンジ相場を視覚的に判断できるグラフをサブウィンドウに表示するフィルタリングを目的としたMT4用のインジケーターで、青のバーが表示されている間は上昇トレンド、赤のバーが表示されている間は下降トレンド、黄色のバーが表示されている間はレンジと判断します。
赤または青のバーと黄色のバーが重なっているときはトレンドがレンジ相場に変わったことを示唆するのでトレンド転換に注意が必要です。
トレンドとレンジの判断が視覚的且つ容易にできるので便利なインジケーターですが、15分足以外のチャートでは動作不良が起こるようです。
15分足でしか動作しない点がネックですが、トレンドの方向性の確認だけでなく視覚的にレンジ相場の判断ができるのはかなり便利ではないでしょうか。
Forex_SMART_Filter_v1を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Forex_SMART_Filter_v1のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Forex_SMART_Filter_v1のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「Forex_SMART_Filter_v1」のパラメーターは、インジケーターを算出するバーの数を指定する項目のみで構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
Baracalculation |
計算に使用するバーの数 初期値:1600 インジケーターを算出するバーの数を設定します。 |
特にこだわりが無ければパラメーターは変更せずそのまま使用するのが良いかと思います。
まとめ
「Forex_SMART_Filter_v1」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
青色のバーが表示されている場合は上昇トレンド。
赤色のバーが表示されている場合は下降トレンド。
黄色のバーが表示されている場合はレンジ相場
色の違うバーが重なっている場合はトレンドが移行期間にあることを示しています。
「Forex_SMART_Filter_v1」は、現在の相場の状況を大まかに把握しておきたいという方に、向いているインジケーターです。
15分足チャートでしか使用できないため、長期取引には使用できませんが、インジケーターの解釈も明快なので、シグナルをどう解釈してよいのか迷うということもなく使いやすいかと思います。