移動平均線の様に使えるヒストグラムで値動きの方向と勢いを表示するMT4インジケーター「TrendManager_George_T」
更新日時:2019年10月17日 11:43価格が向かっている大まかな方向を表示しつつ、値動きの勢いも分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「TrendManager_George_T」は、ヒストグラムで値動きの方向と勢いを表示するインジケーターで、以下のようなインジケーターを探している方におすすめです。
値動きの方向と勢いを調べたい方
値動きの方向と勢いを、1つのインジケーターで表示したい方
ノイズの少ないトレンド系のインジケーターを探している方
この記事では上記のような方のために、「TrendManager_George_T」の使い方とパラメーターの設定方法について解説していきます。
TrendManager_George_Tの概要
「TrendManager_George_T」は、ヒストグラムで値動きの方向をと勢いを表示するインジケーターです。
インジケーターを起動すると、ローソク足と一緒にヒストグラムが表示され、価格が上昇している場合は青色のヒストグラム、下降している場合は赤色のヒストグラムが表示されます。
「TrendManager_George_T」のヒストグラムの長さは、ローソク足の高値と安値を合計して2で割った値と、「TM_Shift」期間前の同様の方法で算出した値をもとに決定されます。
インジケーターの見方は、移動平均線と類似しており、ヒストグラムの動いている方向で、大まかな値動きの方向を知ることができます。
また、ヒストグラムの長さが他のヒストグラムと比較して長くなっている場合、値動きが加速していることを示しています。
反対にヒストグラムの長さが短い場合、値動きに勢いがないことを示しています。
動意の薄い相場では、ヒストグラムが点の様に表示されますので、そういった場面ではトレンドフォロー系の手法でエントリーするのは控えた方がよいでしょう。
普段から移動平均線を使用している方であれば、使い方に戸惑うことも少ないかと思います。
TrendManager_George_Tを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
TrendManager_George_Tのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
TrendManager_George_Tのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「TrendManager_George_T」のパラメーターは、「TM_Period」「TM_Shift」の2つの項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
TM_Period |
インジケーターの算出期間 初期値:7 値を大きくするほど、小さな値動きに反応しにくくなります。 |
TM_Shift |
価格のシフト期間 初期値:2 値を大きくするほど、インジケーターが右に移動します。 |
ノイズが多い場合は、必要に応じて「TM_Period」の値を調整しましょう。
「TM_Shift」を変更するとヒストグラムの長さも変化しますので、前後のヒストグラムとの相対的な長さをもとに、値動きの勢いを判断した方が良さそうです。
まとめ
「TrendManager_George_T」の特徴をまとめると以下の通りです。
値動きの勢いと方向を1つのインジケーターで確認できる
ヒストグラムの長さで値動きの勢いを表示する
持ち合い相場では点のように表示される
「TrendManager_George_T」は、値動きの方向と勢いを一緒に分析したい方に、向いているインジケーターです。
ノイズも少ないため、扱いやすいインジケーターと言えます。