トレンドに合わせて表示が変化するエンベロープ系MT4インジケーター「TrendEnvelopes_v2」
更新日時:2020年05月02日 08:00エンベロープは、通常移動平均線を中心にチャネル状に表示されます。
「TrendEnvelopes_v2」は、トレンドに応じて描写が変化するエンベロープで、以下のような方に向いています。
エンベロープをよく使用する方
トレンドの転換を確認したい方
この記事では上記のような方のために、「TrendEnvelopes_v2」について解説します。
TrendEnvelopes_v2の概要
「TrendEnvelopes_v2」は、上昇トレンドではローソク足の下部に水色のラインでエンベロープを表示し、下降トレンドではローソク足の上部にオレンジ色のラインでエンベロープを表示します。
「TrendEnvelopes_v2」の算出方法は以下の通りです。
水色のライン=(1-「Deviation」/100)×「MA_Period」期間移動平均
オレンジ色のライン=(1+「Deviation」/100)×「MA_Period」期間移動平均
終値とエンベロープを比較してトレンドを検出しており、終値>前のオレンジ色のラインの場合は上昇トレンド、終値<前の水色のラインの場合は下降トレンドになります。
インジケーターの見方は通常のエンベロープと同じですので、エンベロープを使用したことのある方であれば違和感なく使用できそうです。
相場によってはうまく機能しないことがあるため、状況に応じてパラメータを調整した方が良いでしょう。
TrendEnvelopes_v2を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
TrendEnvelopes_v2のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
TrendEnvelopes_v2のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
MA_Period |
移動平均の算出期間 初期値:34 価格に対するインジケータの反応速度が変化します。 |
「MA_Period」は、移動平均線の算出期間を設定するための項目で、設定した値に応じてエンベロープの価格に対する反応速度が変化します。
小さな値に設定すると値動きへの反応が速くなり、大きな値に設定すると反応が緩やかになります。
まとめ
「TrendEnvelopes_v2」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
トレンドに応じて描写が変化するエンベロープを表示する。
上昇トレンドではローソク足の下部に水色のラインでエンベロープを表示する。
下降トレンドではローソク足の上部にオレンジ色のラインでエンベロープを表示する。
「TrendEnvelopes_v2」は、トレンドの転換を分析したい方に向いているインジケーターです。
「TrendEnvelopes_v2」単体で使用するのではなく、ほかのインジケーターと組み合わせて使用することをおすすめします。