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直近の高値と安値をもとにトレンドラインを自動的に表示するMT4インジケーター「Trendlines」

更新日時:2019年10月15日 11:03

Trendlinesスクリーンショット


「Trendlines」は、4本のトレンドラインを自動で表示するインジケーターで、John Hittによって開発されました。


「Trendlines」は、以下のいずれかの内容に当てはまる方に、向いているインジケーターです。


  1. トレンドラインの引き方が分からない

  2. トレンドラインを頻繁に使用する

  3. トレンドラインを自動的に表示するインジケーターを探している


この記事では、トレンドラインを引くのが苦手な方や、トレンドラインを引く手間を省きたいという方のために、「Trendlines」の使い方や設定方法について解説していきます。


  1. Trendlinesの概要
  2. Trendlinesを表示する方法
  3. Trendlinesのパラメーター解説
  4. まとめ

TrendLinearRegの概要


インジケーターを起動すると、サポートラインが赤茶色で表示され、レジスタンスラインは水色で表示されます。


また、「Trendlines」によって表示されるトレンドラインは、4時間足・1時間足・15分足チャートで検出した高値・安値をもとに表示されます。


チャートの時間枠によって表示されるラインの種類は異なり、4時間足チャートでは4時間足のサポートラインとレジスタンスラインのみの表示です。


チャートの時間枠を1時間に設定すると、4時間足のサポートラインとレジスタンスライン、1時間足のサポートラインとレジスタンスラインが表示されます。


15分足チャートでは1時間足のサポートラインとレジスタンスライン、15分足のサポートラインとレジスタンスラインが表示されます。


1時間足チャートと15分足チャートでは、1つ上の時間枠のレジスタンスラインとサポートラインを表示できるため、長期的なトレンドラインをもとにした分析も可能です。


4時間足・1時間足・15分足・5分足以外のチャートでは、トレンドラインは表示されませんので留意しておきましょう。


Trendlinesを表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Trendlinesのダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


Trendlines


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


Trendlinesのパラメーター解説


Trendlinesパラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


「Trendlines」のパラメーターは、各ラインの色を設定する項目で構成されています。


入力項目 入力内容

H4_R

4時間足のレジスタンスラインの色


初期値:RoyalBlue


4時間足のレジスタンスラインの色が変化します。

H4_S

4時間足のサポートラインの色


初期値:FireBrick


4時間足のサポートラインの色が変化します。

H1_R

1時間足のレジスタンスラインの色


初期値:RoyalBlue


1時間足のレジスタンスラインの色が変化します。

H1_S

1時間足のサポートラインの色


初期値:FireBrick


1時間足のサポートラインの色が変化します。

M15_R

15分足のレジスタンスラインの色


初期値:RoyalBlue


15分足のレジスタンスラインの色が変化します。

M15_S

15分足のサポートの色


初期値:FireBrick


15分足のサポートの色が変化します。


パラメーターは色を設定する項目のみですので、設定で戸惑うことも少ないでしょう。


まとめ


「Trendlines」の特徴をまとめると以下のようになります。


  1. サポートラインとレジスタンスラインを自動的に表示する

  2. 4時間・1時間・15分の3種類の時間枠でラインを表示する

  3. 表示されるラインは最大で、レジスタンスライン2本、サポートライン2本


「Trendlines」は、トレンドラインを自分で引く手間を省きたい方、トレンドラインを引くのが苦手という方に向いているインジケーターです。


過去にさかのぼってトレンドラインを表示することはできませんが、直近の高値や安値をもとにしたおおよそのトレンドラインが表示できれば良いという方であれば、活用できる場面は多いでしょう。

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