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チャートの時間枠に合わせてトレンドラインを自動的に表示するMT4インジケーター「Trendlines2」

更新日時:

Trendlines2スクリーンショット

「Trendlines2」は、時間枠別に検出した高値と安値をもとに、トレンドラインを表示するインジケーターで、John Hittによって開発されました。

「Trendlines2」は、次のような方におすすめです。

  1. トレンドラインを引く手間を省きたい方

  2. トレンドラインを引くのが苦手な方

  3. トレンドラインをよく使う方

この記事では上記のような方のために、「Trendlines2」の使い方やパラメーターの設定方法について詳しく解説します。

  1. Trendlines2の概要
  2. Trendlines2を表示する方法
  3. Trendlines2のパラメーター解説
  4. まとめ

Trendlines2の概要

インジケーターを起動すると、15分足のサポートラインとレジスタンスラインが点線で表示され、1時間足のサポートラインとレジスタンスラインが実線で表示されます。

4時間より長い時間枠のトレンドラインは、太い実線で表示されます。

また、サポートラインは全て赤茶色で表示され、レジスタンスラインは水色で表示されます。

「Trendlines2」が表示するトレンドラインは、時間枠別に検出した直近の高値や安値をもとにしたものです。

「Trendlines2」は最大で2本のレジスタンスラインと、2本のサポートラインを同時に表示できます。

例えば、日足チャートでは週足ベースのラインと日足ベースのラインがそれぞれ表示され、チャートの時間枠ごとに表示されるラインも異なります。

基本的には、チャートの時間枠をベースにしたラインと、1段上の時間枠をベースにしたラインが表示されますが、「Trendlines2」は月足ベースのラインを表示できないため、週足チャートで表示できるのは週足ベースのラインのみです。

思うようなラインが表示されない場合は、ラインをダブルクリックした後、ラインをドラッグアンドドロップすることで、ラインの位置や傾斜を調整できます。

Trendlines2を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Trendlines2のダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

Trendlines2

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

Trendlines2のパラメーター解説

Trendlines2パラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「Trendlines2」のパラメーターは、各時間枠のレジスタンスラインとサポートラインの色を、個別に設定するための項目で構成されています。

入力項目 入力内容

W1_R

週足のレジスタンスラインの色

初期値:RoyalBlue

変更すると週足のレジスタンスラインの色が変化します

W1_S

週足のサポートラインの色

初期値:FireBrick

変更すると週足のサポートラインの色が変化します

D1_R

日足のレジスタンスラインの色

初期値:RoyalBlue

変更すると日足のレジスタンスラインの色が変化します

D1_S

日足のサポートラインの色

初期値:FireBrick

変更すると日足のサポートラインの色が変化します

H4_R

4時間足のレジスタンスラインの色

初期値:RoyalBlue

変更すると時間足のレジスタンスラインの色が変化します

H4_S

4時間足のサポートラインの色

初期値:FireBrick

変更すると4時間足のサポートラインの色が変化します

H1_R

1時間足のレジスタンスラインの色

初期値:RoyalBlue

変更すると1時間足のレジスタンスラインの色が変化します

H1_S

1時間足のサポートラインの色

初期値:FireBrick

変更すると1時間足のサポートラインの色が変化します

M15_R

15分足のレジスタンスラインの色

初期値:RoyalBlue

変更すると15分足のレジスタンスラインの色が変化します

M15_S

15分足のサポートラインの色

初期値:FireBrick

変更すると15分足のサポートラインの色が変化します

ラインの色は個別に設定できますので、必要に応じて変更すると良いでしょう。

ラインの種類は変更できませんが、使用する上で大きな支障はないように思います。

まとめ

「Trendlines2」の特徴をまとめると以下ようになります。

  1. 自動的にサポートラインとレジスタンスラインを表示

  2. 各ラインの色を個別に設定できる

  3. 15分足から週足の価格をベースにしたトレンドラインを表示

「Trendlines2」は、トレンドラインを引くが面倒だと感じている方に、向いているインジケーターです。

トレンドラインをよく使用するという方は、一度試してみてはいかがでしょうか。