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長期的なトレンドの方向をヒストグラムで表示するMT4インジケーター「TSD_PP_MACD_FORCE_Ind_v1」

更新日時:2019年12月04日 12:02

TSD_PP_MACD_FORCE_Ind_v1スクリーンショット


トレンド派・レンジ派を問わず、長期的なトレンドの方向を把握しておくことは、見込みの薄い取引を避けることに繋がります。


「TSD_PP_MACD_FORCE_Ind_v1」は、MACDと勢力指数を組み合わせて、長期的なトレンドの方向を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。


  1. 長期的なトレンドを大まかに把握したい方


この記事では上記のような方のために、「TSD_PP_MACD_FORCE_Ind_v1」の見方やパラメータの設定方法について解説します。


  1. TSD_PP_MACD_FORCE_Ind_v1の概要
  2. TSD_PP_MACD_FORCE_Ind_v1を表示する方法
  3. TSD_PP_MACD_FORCE_Ind_v1のパラメーター解説
  4. まとめ

TSD_PP_MACD_FORCE_Ind_v1の概要


「TSD_PP_MACD_FORCE_Ind_v1」を起動すると、サブウィンドウ上に緑色と赤色のヒストグラムが表示され、買いエントリーが推奨される場合は緑色のヒストグラム、売りエントリーが推奨される場合は赤色のヒストグラムが表示されます。


このインジケーターは週足のMACDと日足の勢力指数の値にもとづいてヒストグラムを表示しており、緑色のヒストグラムが表示されている場合、1週間前のMACDが2週間前のMACDの値より高く、勢力指数が0より高くなっている状態で、週足での価格が上昇傾向にあり、日足では買い圧力が高くなっていることを意味しています。


赤色のヒストグラムが表示されている場合、1週間前のMACDが2週間前のMACDの値より低く、勢力指数が0より低くなっている状態で、週足での価格が下降傾向にあり、日足では売り圧力が高くなっていることを意味しています。


MACDと勢力指数の方向が一致しない場合、ヒストグラムは表示されません。


このインジケーターは、長期的なトレンドを分析するためのもので、MACDと勢力指数を算出する時間枠は、それぞれ固定されており変更はできません。


TSD_PP_MACD_FORCE_Ind_v1を表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

TSD_PP_MACD_FORCE_Ind_v1のダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


TSD_PP_MACD_FORCE_Ind_v1


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


TSD_PP_MACD_FORCE_Ind_v1のパラメーター解説


TSD_PP_MACD_FORCE_Ind_v1パラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


入力項目 入力内容

Force

勢力指数の算出期間


初期値:2


値を大きくするとより長期的な勢力指数を算出します。

FastMA

短期移動平均算出期間


初期値:12


MACDの短期移動平均の算出期間を設定します。

SlowMA

長期移動平均算出期間


初期値:26


MACDの長期移動平均の算出期間を設定します。

Signal

シグナル平滑化期間


初期値:9


MACDのシグナルラインの平滑化期間を設定します。

MaxBars

インジケーターを表示する範囲


初期値:1000


インジケーターを表示する範囲を設定します。


日足チャートで使用する場合、相場によってはヒストグラムがかなり遅れて表示されることがありますので、自身が取引している相場に合わせてパラメーターを調整した方が良いでしょう。


まとめ


「TSD_PP_MACD_FORCE_Ind_v1」について解説してきましたが、要点をまとめると以下の通りです。


  1. 緑色のヒストグラムは買いエントリーが推奨される状態。

  2. 赤色のヒストグラムは売りエントリーが推奨される状態。


「TSD_PP_MACD_FORCE_Ind_v1」は、長期的なトレンドに逆らわずにエントリーしたいという方に向いているインジケーターです。


このインジケーターは、あくまでも長期的なトレンドの方向を示すものであり、エントリーのタイミングを図るためのインジケーターではありませんので、ほかのインジケーターや手法と組み合わせて使用しましょう。

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