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買いと売りの強さをもとにトレンドを分析するMT4インジケーターを表示する「TTF(3AUG05)」

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TTF(3AUG05)スクリーンショット

TTF(trend trigger factor)は、買い手と売り手の力関係をもとに、トレンドの有無を分析するインジケーターです。

「TTF(3AUG05)」は、このTTFを平滑化したインジケーターで、以下のような方に向いています。

  1. トレンド相場でのエントリーのタイミングを分析したい方

  2. トレンド相場でイグジットするタイミングを分析したい方

以上のような方のためにこの記事では、「TTF(3AUG05)」の見方やパラメーターの設定方法について解説していきます。

  1. TTF(3AUG05)の概要
  2. TTF(3AUG05)を表示する方法
  3. TTF(3AUG05)のパラメーター解説
  4. まとめ

TTF(3AUG05)の概要

インジケーターを起動するとTTFが水色のライン、トレンドの有無を判定する閾値が赤色のラインで表示されます。

通常のTTFではインジケーターの値が、100を超えると上昇トレンド、-100を下回ると下降トレンドという風に判断しますが、「TTF(3AUG05)」では75と-75がそれぞれ閾値として設定されています。

TTFが閾値の外側に出た後、再び閾値の内側に戻ってきた場合、現在のトレンドの勢いが衰え始めていることを示しており、ポジションを保有している場合は、イグジットした方がよいでしょう。

トレンドの始まりを捉えるだけではなく、トレンド相場内のプルバックでエントリーしたい場合にも活用できます。

レンジ相場では、ダマしのシグナルが多くなるため、相場に方向感がない場合はこのインジケーターの使用は控えた方が良いでしょう。

TTF(3AUG05)を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

TTF(3AUG05)のダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

TTF(3AUG05)

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

TTF(3AUG05)のパラメーター解説

TTF(3AUG05)パラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

TTFbars

trend trigger factorの算出期間

初期値:8

trend trigger factorの算出期間を設定します。

TopLine

シグナルラインの上方水準

初期値:75

上昇トレンドの閾値を設定します。

BottomLine

シグナルラインの下方水準

初期値:-75

下降トレンドの閾値を設定します。

t3_period

T3平滑化期間

初期値:3

値を大きくする程インジケーターの表示が滑らかになります。

b

T3加速因子

初期値:0.7

インジケーターの感度が変化します。

「b」はT3移動平均の加速因子を設定するためのパラメーターで、値によって反応速度が変化しますが、0に設定すると通常の指数平滑移動平均として計算が実行されますので、留意しておきましょう。

まとめ

「TTF(3AUG05)」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. TTFが75を上回ると上昇トレンドのシグナル。

  2. TTFが-75を下回ると下降トレンドのシグナル。

  3. 一度閾値を超えたTTFが、再び閾値の内側に戻ってきた場合、現在のトレンドの勢いが衰えつつある状態。

「TTF(3AUG05)」は、トレンドを捉えたい方に向いているインジケーターです。

トレンド相場でのエントリーのタイミングを分析したいという方には、試してみる価値のあるインジケーターなのではないでしょうか。