FXで何やっても勝てなくて、やったコト

価格に敏感に反応するTrend Trigger Factorを表示するMT4インジケーター「TTF_look-ahead」

更新日時:2019年12月19日 01:22

TTF_look-aheadスクリーンショット


TTF(trend trigger factor)は、買いと売りの力関係にもとづいて、トレンドの方向を表示するインジケーターで、トレンドの始まりやトレンドの衰えを分析することができます。


「TTF_look-ahead」は、通常のTTFよりも価格への反応が速いTTFを表示できるインジケーターで、次のような方に向いています。


  1. 価格に敏感に反応するTTFを探している方

  2. トレンドの始まりや終わりの兆候を早い段階で掴みたい方


以上のような方のためにこの記事では、「TTF_look-ahead」について解説していきます。


  1. TTF_look-aheadの概要
  2. TTF_look-aheadを表示する方法
  3. TTF_look-aheadのパラメーター解説
  4. まとめ

TTF_look-aheadの概要


インジケーターを起動するとTTFラインが水色のライン、 シグナルが赤色のラインで表示され、シグナルは上が100、下が-100に設定されています。


TTFラインが100の水準を下から上に抜けた場合、上昇トレンドが始まった可能性を示唆しており、反対にTTFラインが-100の水準を上から下に抜けた場合は、下降トレンドが始まった可能性を示唆しています。


また、100や-100の水準をTTFラインが抜けた後、再びそれらの水準の内側に戻ってきた場合は現行のトレンドに勢いがなくなってきている可能性を示唆しています。


通常のTTFよりも価格への反応が速い分、ダマしのシグナルも若干多くなっているため、使用する際は注意が必要です。


TTF_look-aheadを表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

TTF_look-aheadのダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


TTF_look-ahead


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


TTF_look-aheadのパラメーター解説


TTF_look-aheadパラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


入力項目 入力内容

TTFbars

trend trigger factorの算出期間


初期値:8


trend trigger factorの算出期間を設定します。

TopLine

シグナルラインの上方水準


初期値:100


上昇トレンドの閾値を設定します。

BottomLine

シグナルラインの下方水準


初期値:-100


下降トレンドの閾値を設定します。

t3_period

T3平滑化期間


初期値:3


値を大きくする程インジケーターの表示が滑らかになります。

b

T3加速因子


初期値:1.618


インジケーターの感度が変化します。


シグナルの水準は標準的なレベルに設定されていますが、ダマしのシグナルがあまりにも多い場合は、調整した方が良いかもしれません。


まとめ


「TTF_look-ahead」についてご紹介してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。


  1. 通常のTTFより価格への反応が速い。

  2. TTFが100を超えると上昇トレンドが始まった可能性を示唆している。

  3. TTFが-100を下回ると下降トレンドが始まった可能性を示唆している。


「TTF_look-ahead」は、トレンドの始まりやトレンドが終わる兆候を、早い段階で掴んでおきたい方に向いているインジケータです。


先に解説した通り価格への反応が早い分、通常のTTFよりダマしが少し多くなっていますので、ほかのインジケーターと組み合わせて使用することをおすすめします。

この記事を読んで参考になったという方は、更新の励みになりますので、各種SNSでの拡散をお願いします。Youtubeもやっていますので、チャンネル登録・高評価もお願いします。