トレンドの反転を音声と画面表示で通知するMT4インジケーターを表示する「ZigAndZag[alert]」

更新日時：2020年10月25日 22:44

トレンドの転換をアラートで知らせてくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「ZigAndZag[alert]」は、ジグザグをベースにしたインジケーターで、次のような方に向いてます。

1. 大まかなトレンドの方向を確認したい方

2. トレンドの転換を分析したい方

この記事では「ZigAndZag[alert]」について詳しく解説します。

1. ZigAndZag[alert]の概要
2. ZigAndZag[alert]を表示する方法
3. ZigAndZag[alert]のパラメーター解説
4. まとめ

ZigAndZag[alert]の概要

「ZigAndZag[alert]」はbookkeeperによって開発されたインジケーターで、検出したトレンドをアラート通知するインジケーターです。

赤い下向きの矢印は相場が下降トレンドの状態にあることを示し、緑色の上向きの矢印は相場が上昇トレンドにあることを示しています。

また、水色の破線も価格が向かっている方向を示しています。

赤い下向きの矢印が連続して表示されている場合、水色の破線は下向きに表示され、緑色の上向きの矢印が連続して表示されている場合、水色の破線は上向きに表示されます。

水色のラインは矢印の色が変わったポイント付近で高値/安値を付けたローソク足同士を結んだものです。

トレンドが切り替わると音声と画面表示でアラート通知が行われます。

相場の大きな流れをチャート上に表示するため、大きなトレンドを捉えるのに向いているインジケーターと言えます。

また、相場の向かっている方向をラインでも表示してくれるため、視覚的に状況を把握しやすくなるでしょう。

ZigAndZag[alert]を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

ZigAndZag[alert]のパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「ZigAndZag[alert]」のパラメーターは、2項目のみのシンプルな構成になっています。

「KeelOver」は反転期間を設定するための項目です。

35よりも小さな値に設定するとインジケーターが表示されなくなるので留意しておきましょう。

「Slalom」は回転期間を設定するための項目です。

大きな値に設定すると矢印が表示される頻度が少なくなり、小さな値に設定すると頻度が高くなります。

まとめ

「ZigAndZag[alert]」について解説してきましたが、ポイントをまとめると次のようになります。

1. 下向きの矢印が表示されている場合は下降トレンドが発生した可能性を示唆している。

2. 上向きの矢印が表示されている場合は上昇トレンドが発生した可能性を示唆している。

3. トレンドが切り替わるとアラートで通知する。

「ZigAndZag[alert]」は、トレンドの転換を分析したい方に向いているインジケーターです。

アラート通知機能のあるインジケーターですが、アラートが発せられたタイミングや水準でエントリーできるわけではないので、タイミングや水準を計る他のインジケーターや手法と組み合わせて使用しましょう。