時間枠を切り替える毎にフィボナッチレベルを再描写するMT4インジケーター「ZigZag_Fibo_v2beta」
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ジグザグとフィボナッチリトレースメントを、まとめて表示してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「ZigZag_Fibo_v2beta」は、上記の機能を備えたインジケーターで次のような方に向いています。
ジグザグとフィボナッチリトレースメントを組み合わせて使用している方
価格が反転しそうな水準を分析したい方
以上のような方のためにこの記事では、「ZigZag_Fibo_v2beta」について解説します。
ZigZag_Fibo_v2betaの概要
「ZigZag_Fibo_v2beta」はfukinagashiによって開発されたジグザグ系のインジケーターの一種で、ジグザグと一緒にフィボナッチリトレースメントを自動で表示します。
インジケーターを起動するとジグザグが赤いライン、フィボナッチリトレースメントは黄色いラインで表示され、時間枠を切り替える度にフィボナッチリトレースメントも再描写されます。
フィボナッチリトレースメントはジグザグが検出した直近の高値/安値をもとに描写され、時間枠を切り替えるなどして新しくリトレースメントが描写された際にはアラート通知が行われます。
エントリーのタイミングや水準を決定することを目的に使用するのは難しいですが、トレンドや相場の反転の分析には便利かもしれません。
チャートの背景色によってはフィボナッチリトレースメントが見難い場合があるため、背景色を変更するかリトレースメントの色を変更して使用することをおすすめします。
ZigZag_Fibo_v2betaを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
ZigZag_Fibo_v2betaのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
ZigZag_Fibo_v2betaのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「ZigZag_Fibo_v2beta」のパラメーターは、3つの項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
ExDepth |
デプス 初期値:12 値動きを検出する最小の値幅を設定します。 |
ExDeviation |
ディビエーション 初期値:5 偏差を設定します。 |
ExBackstep |
バックステップ 初期値:3 反転を検出する期間を設定します。 |
「ExDepth」は値動きを検出する最小値幅を設定するための項目で、設定した期間をもとに価格の検出を実行します。
「ExBackstep」は値動きの反転を検出する期間を設定するための項目です。
「ExBackstep」で設定した期間以上に値動きが逆行すると、ジグザグにも反転が反映されます。
パラメーターの初期値は、標準的なジグザクの設定になっているので、まずはそのまま使用してみると良いでしょう。
まとめ
「ZigZag_Fibo_v2beta」の特長は以下の通りです。
ジグザグとフィボナッチリトレースメントを表示する。
時間枠を切り替えるとフィボナッチリトレースメントも再描写される。
「ZigZag_Fibo_v2beta」は、フィボナッチリトレースメントをよく使用する方に最適なインジケーターです。
ジグザグとフィボナッチリトレースメントを自動で表示してくれるため、エリオット波動分析を行っている方にとっては便利なインジケーターなのではないでしょうか。