ジグザグを一定範囲にのみ表示するMT4インジケーター「ZigZag2」

更新日時：2020年10月29日 23:58

直近の値動きにだけジグザグを表示できないだろうかと考えたことはないでしょうか。

「ZigZag2」は、以下のような方に向いているインジケーターです。

1. ジグザグをよく使用する方

2. 直近の値動きにだけジグザグを表示したい方

3. 波動分析を行っている方

以上のような方のためにこの記事では、「ZigZag2」について詳しく解説します。

1. ZigZag2の概要
2. ZigZag2を表示する方法
3. ZigZag2のパラメーター解説
4. まとめ

ZigZag2の概要

ジグザグ系のインジケーターには様々な種類のものがあり、それらのインジケーターの多くはチャートで表示できる範囲全てにジグザグを表示するものが多いですが、「ZigZag2」は一定範囲のみジグザグを表示するインジケーターです。

ジグザグを表示する範囲を限定している「ZigZag2」ですが、インジケーターを表示する範囲の調整を行うパラメーター項目は設けられていません。

インジケーターを起動すると、赤いラインでジグザグがチャート上に表示されます。

表示範囲が限られている点以外は一般的なジグザグ系のインジケーターと変わらないため、使い方に戸惑うことも少ないのではないかと思います。

ZigZag2を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

ZigZag2のパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「ZigZag2」のパラメーターは、「ExDepth」「ExDeviation」「ExBackstep」の3項目のみで、一般的なジグザグと同じような構成になっています。

「ExDepth」は、ジグザグに反映する値幅を設定するための項目です。

「ExDepth」を大きな値に設定した場合、小さな値動きがインジケーターが反映されなくなります。

「ExDeviation」は、ジグザグの偏差を設定するための項目ですが、インジケーターの動作への影響は小さいので、初期設定のままでも支障はないでしょう。

まとめ

「ZigZag2」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

1. 一定の範囲にのみジグザグを表示する。

2. 表示されるジグザグは通常のものと変わらない。

3. ジグザグを表示する範囲は固定されている。

「ZigZag2」は、波動分析を行っている方に向いているインジケーターです。

前述の通りジグザグを表示する範囲が限られており、表示する範囲も広くはないことから人によっては使い難いと感じるかもしれません。

直近の値動きにだけジグザグを表示したいという方にはちょうど良いインジケーターなのではないでしょうか。