FXで何やっても勝てなくて、やったコト

ボリンジャーバンドを買われ過ぎ/売られ過ぎ水準として用いるWPRを表示するMT4インジケーター「VininI_BB_MA_WPR(v1)」

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VininI_BB_MA_WPR(v1)スクリーンショット

相場のボラティリティの変化に対応できるオシレーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「VininI_BB_MA_WPR(v1)」は、ウィリアムズ%R(WPR)の買われ過ぎ/売られ過ぎ水準に、ボリンジャーバンドを用いるインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. 値動きの反転を分析したい方

  2. ボラティリティの変化に対応可能なオシレーターを探している方

上記のような方のためにこの記事では、「VininI_BB_MA_WPR(v1)」について解説します。

  1. VininI_BB_MA_WPR(v1)の概要
  2. VininI_BB_MA_WPR(v1)を表示する方法
  3. VininI_BB_MA_WPR(v1)のパラメーター解説
  4. まとめ

VininI_BB_MA_WPR(v1)の概要

インジケーターを起動すると、サブウィンドウ上に水色のラインでWPR、WPRの移動平均線が緑色のライン、緑色のラインをもとに算出した買われ過ぎ/売られ過ぎ水準が、黄色のラインで表示されます。

「VininI_BB_MA_WPR(v1)」の買われ過ぎ/売られ過ぎ水準は、以下の方法で算出されます。

tmp=(WPRをもとに算出したボリンジャーバンドの上限-WPRをもとに算出したボリンジャーバンドの下限)/2

中間線=WPRの移動平均

買われ過ぎ水準=中間線+「BB_div」×tmp

売られ過ぎ水準=中間線-「BB_div」×tmp

一般的なWPRは-20%が買われ過ぎ水準、-80%が売られ過ぎ水準に設定されていますが、「VininI_BB_MA_WPR(v1)」ではσが買われ過ぎ水準、-σが売られ過ぎ水準になります。

トレンド相場では、それなりにうまく機能しているようですが、レンジ相場ではダマしのシグナルが多くなる傾向にありますので注意が必要です。

VininI_BB_MA_WPR(v1)を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

VininI_BB_MA_WPR(v1)のダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

VininI_BB_MA_WPR(v1)

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

VininI_BB_MA_WPR(v1)のパラメーター解説

VininI_BB_MA_WPR(v1)パラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

WPR_Period

WPR算出期間

初期値:55

ウィリアムズ%Rの算出期間を設定します。

MA_Period

平滑化期間

初期値:3

移動平均の算出期間を設定します。

MA_Mode

平滑化方法

初期値:0

移動平均の算出方法を設定します。

BB_Period

ボリンジャーバンド算出期間

初期値:89

ボリンジャーバンドの算出期間を設定します。

BB_Div

偏差

初期値:1.0

ボリンジャーバンドの偏差を設定します。

Limit

算出期間の上限

初期値:1440

インジケーターを表示する範囲を設定します。

「BB_Div」は、ボリンジャーバンドの偏差を設定するための項目です。

設定した値に応じて、買われ過ぎ水準・売られ過ぎ水準の幅が変化します。

「Limit」はインジケーターを表示する範囲を設定するための項目で、大きな値に設定するほど過去に遡ってインジケーターを表示します。

まとめ

「VininI_BB_MA_WPR(v1)」の特徴をまとめると以下のようになります。

  1. 買われ過ぎ水準・売られ過ぎ水準にボリンジャーバンドを用いるウィリアムズ%Rを表示する。

  2. 水色のラインはウィリアムズ%R、緑色のラインは平滑化されたウィリアムズ%R。

  3. 黄色いラインは買われ過ぎ・売られ過ぎ水準。

「VininI_BB_MA_WPR(v1)」は、ボラティリティの変化に対応可能なウィリアムズ%R系のインジケーターを探している方におすすめです。

買われ過ぎ水準/売られ過ぎ水準が可変式である点以外は、通常のWPRと変わりませんので、WPRに触れたことのある方であれば、使い方に戸惑うことも少ないかと思います。