MA・MACDのシグナルに応じて色が変化するローソク足を表示するMT5インジケーター「elderimpulsesystem」

更新日時：2022年09月06日 18:10

トレンドの方向を確認できるシンプルなインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「elderimpulsesystem」は、移動平均線とMACDをベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。

1. トレンドの方向を分析したい方

2. シンプルなインジケーターを探している方

この記事では「elderimpulsesystem」について詳しく解説します。

1. elderimpulsesystemの概要
2. elderimpulsesystemを表示する方法
3. elderimpulsesystemのパラメーター解説
4. まとめ

elderimpulsesystemの概要

「elderimpulsesystem」は、移動平均線とMACDをベースにしてはいるものの、これらのインジケーターが表示されるわけではありません。

「elderimpulsesystem」では、移動平均線とMACDのシグナルに応じた色でローソク足を表示します。

移動平均線が上昇し、MACDも上昇シグナルを発している場合はローソク足を緑色で表示。

反対に、移動平均線が下降し、MACDも下降シグナルを発している場合はローソク足を赤色で表示します。

上記以外のケースでは、青色のローソク足を表示します。

ローソク足の色の変化で、MACDや移動平均線のシグナルを表示する点が「elderimpulsesystem」の特徴です。

elderimpulsesystemを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

elderimpulsesystemのパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「Period of MA」は、移動平均の算出期間を設定するための項目です。

設定した値に応じて、移動平均の反応速度が変化します。

「MACD fast period」は、MACDの短期EMAの算出を設定するための項目です。

小さな値に設定すると、短期EMAの反応速度が速くなります、

「MACD slow period」は、MACDの長期EMAの算出期間を設定するための項目です。

「MACD fast period」同様に値によってMACDの反応速度が変化します。

「MACD signal period」は、MACDシグナルの算出期間を設定するための項目です。

大きな値に設定するほどMACDシグナルの変化が緩やかになります。

まとめ

「elderimpulsesystem」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

1. 移動平均線とMACDをベースにしている

2. 移動平均線が上昇し、MACDが上昇シグナルを発している場合は緑色のローソク足を表示

3. 移動平均線が下降し、MACDが下降シグナルを発している場合は赤色のローソク足を表示

4. トレンドが発生していない場合は青色のローソク足を表示

「elderimpulsesystem」は、MACDをもとにトレンドの有無を分析したい方に向いているインジケーターです。

MACDの大まかなシグナルだけ確認できればよいという方であれば、活用できる場面があるのではないでしょうか。