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デジタルフィルターを使用したRSIを表示するMT5インジケーター「laguerre」

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laguerreスクリーンショット

エントリーのタイミングを分析できるオシレーターを試してみたいと考えたことはないでしょうか。

「laguerre」は、RSIをベースにしたインジケーターで次のような方に向いています。

  1. エントリーのタイミングを分析したい方

  2. イグジットのタイミングを分析したい方

以上のような方のためにこの記事では、「laguerre」について解説します。

  1. laguerreの概要
  2. laguerreを表示する方法
  3. laguerreのパラメーター解説
  4. まとめ

laguerreの概要

「laguerre」を起動すると、サブウィンドウ上にオシレーターが表示されます。

このインジケーターは、John Ehlersによって考案されたオシレーターです。

RSIにデジタルフィルターを適用しており、通常のRSIとは使用方法が異なります。

インジケーターの値が0.75を超えた場合は買いシグナル、0.15を下回った場合は売りシグナルです。

閾値を超えた後に、再び閾値の内側にラインが戻ってきた場合はイグジットのシグナルです。

また、インジケーターの制作者によると中間水準である0.45とラインの交差もシグナルとして使用できるとのことです。

1度トレンドが発生すると、値が上限や下限にはりついた状態になりやすく、中間水準付近に値がとどまるケースは少ないようです。

トレンドの途中で価格がもみ合いになると、閾値付近でノイズが出やすいため、「laguerre」単体でイグジットの判断を下すのは難しい場合もあります。

ほかのインジケーターのシグナルもチェックしながら、使用することをおすすめします。

値動きに対するインジケーターの反応速度はパラメーターで調整できるので、ノイズが多い場合は調整してみると良いでしょう。

laguerreを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

laguerreのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

laguerre

MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

laguerreのパラメーター解説

laguerreパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「laguerre」のパラメーターは、1項目のみのシンプルな構成になっています。

入力項目 入力内容

gamma

感度

初期値:0.7

laguerreの感度を設定します。

「gamma」は、「laguerre」の感度を設定するための項目です。

小さな値に設定すると価格への反応が俊敏になりますが、ノイズも多くなります。

反対に大きな値に設定すると反応が緩やかになります。

まとめ

「laguerre」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. デジタルフィルターを使用したRSIを表示する

  2. インジケーターの値が0.75を超えた場合は買いシグナル

  3. インジケーターの値が0.15を下回った場合は売りシグナル

  4. 0.45とインジケーターの交差も取り引きのシグナルとして使用できる

「laguerre」は、エントリー・イグジットのタイミングを分析したい方に向いているインジケーターです。

通常のRSIとは使い方が異なるので、実際の取引で使用する前にシグナルの精度を確認しておいた方が良いでしょう。