いよいよFOMC開催。利上げ観測が高まっているが果たして?
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昨日の為替相場は、全体に小動きとなりました。
週末にドイツで開催されるG20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議で、アメリカのムニューシン財務長官は、通貨安競争回避へのコミットメントを再確認するなど、米国の国益向上に努めるとのニュースや英国のメイ首相報道官は13日、欧州連合(EU)離脱に向けた正式手続きについて、今月末までに着手すると強調したといったニュースが出ましたが、それほど材料視されませんでした。
金融市場の関心は本日から開催されるFOMCにおいて、利上げがなされるか?と言う点に集中しており、FOMCの結果待ちという事になりそうです。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
【ドル/円の値動き】
始値:114.760
高値:114.914
安値:114.474
終値:114.838
+7.8pips(高値から安値:44.0pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
111.699
チャート画像青の点線
中期トレンドの直近安値。
111.746~112.487
チャート画像青の実線のボックス
中期トレンドの支持帯。
111.884
チャート画像青の点線
中期トレンドの直近安値。
112.772~113.740
チャート画像緑の実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯でしたが、3月1日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
113.515~113.897
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
113.654~114.060
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
113.674~114.606
チャート画像青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
114.307~114.671
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
3月13日のドル円相場は、ほぼ横ばいでの推移となりました。
中期トレンド(オレンジ色の波)は、ダウ理論的に言う高値・安値切り上げの上昇トレンドの形状にあります。
チャートを見ると先週末金曜日に『115.496』を付けてから、反落してきた格好になっており、昨日の値動きとしては、中期トレンドの支持帯『113.674~114.606』と短期トレンドの支持帯『114.307~114.671』が重なり合うレベル近辺から、反発したかのような値動きとなっています。
『113.674~114.606』の中期トレンドの支持帯の上辺・下辺近辺に支持帯が重なるように形成されている為、引き続き『113.674~114.606』の中期トレンドの支持帯の上辺・下辺近辺を中心にマークして行くという事で良いように思われます。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
【ユーロ/円の値動き】
始値:122.624
高値:122.876
安値:122.129
終値:122.344
-28.0pips(高値から安値:74.7pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
118.284
チャート画像青の点線
中期トレンドの直近安値。
118.728~119.421
チャート画像青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
119.605~119.846
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
119.841~120.191
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
120.017~120.408
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
120.082~121.102
チャート画像青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
120.444~120.054
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
121.227~122.429
チャート画像緑の実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯でしたが、3月10日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
3月13日のユーロ円相場は、東京時間をピークに反落する形となりましたが、引けにかけて少し戻している形になっている為、終値ベースでは小動きとなりました。
中期トレンド(オレンジ色の波)は、ダウ理論的に言う高値・安値切り上げの上昇トレンドの形状にあります。
チャートを見ると中期下落トレンドの抵抗帯であった『121.227~122.429』の上辺近辺での値動きとなっていますが、この近辺位はそれ以外に抵抗帯・支持帯が存在しない為、やや売り難く買い難いレベルと言えます。
一方、下方には121.227から断続的に支持帯が存在しており、特に中期上昇トレンドの支持帯である『120.082~121.102』周辺には支持帯が重なるように存在している為、買い方の足掛かりになり易いと言えます。
基本的には、『120.082~121.102』の支持帯を中心にマークして行くという事で良いように思われます。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
【ユーロ/ドルの値動き】
始値:1.06845
高値:1.07136
安値:1.06514
終値:1.06530
-31.5pips(高値から安値:62.2pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
1.04984
チャート画像青の点線
中期トレンドの直近安値。
1.05043~1.05241
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、3月3日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
1.05417~1.05255
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、3月3日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
1.05297~1.06243
チャート画像青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.06425~1.06545
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、3月10日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
1.07120~1.07498
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
3月13日のユーロドル相場は、欧州時間OP前後をピークとして反落した格好になっています。
中期トレンド(オレンジ色の波)は、ダウ理論的に言う高値・安値切り上げの上昇トレンドの形状になってきています。
俯瞰すれば、『1.07120~1.07498』の抵抗帯の下辺近辺から反落した格好になっています。
下方には断続的に支持帯が存在していますが、その内のいくつかはサポレジ転換の可能性のあるもの(緑の点線のシリーズ)である為、『1.05297~1.06243』の支持帯を軸に見て行くという事になろうかと思われます。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
--:-- 【米国】 米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
09:30 【オーストラリア】 2月NAB企業景況感指数
11:00 【中国】 2月小売売上高(前年同月比)
11:00 【中国】 2月鉱工業生産(前年同月比)
19:00 【ユーロ】 1月鉱工業生産(前月比)
19:00 【ユーロ】 3月ZEW景況感調査
21:30 【米国】 2月卸売物価指数(PPI)(前月比)
21:30 【米国】 2月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
今週は金融政策発表ウィークで、本日からFOMC明日から日銀・BOEの金融政策決定会合が開かれます。
その中でも、ダントツに注目なのはFOMCにおいて利上げがあるかどうか?と言う事になるわけですが、まずはFOMCの結果待ちと言う事になろうかと思われます。