NY連銀ダドリー総裁利上げ継続可能との認識示す
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6月19日の為替市場は、ドル円↑ ユーロ円↑ ユーロドル↓と言う値動きとなりました。ユーロ円は横這いに近しいような上昇でしたので、ドル買いの1日であったと言えようかと思います。
ニューヨーク連銀のダドリー総裁がニューヨーク州プラッツバーグで開かれた企業関係者の会合で『インフレ率は望ましい水準を若干下回っているものの、労働市場の引き締まりが続き賃金も少しずつ持ち直すことで、2%の目標に緩やかに回帰するだろう』と述べた事で、FRB(米連邦準備理事会)が年内の追加利上げに踏み切ることが出来ないのではないか?との見方を打ち消した事が材料視された格好になっています。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
【ドル/円の値動き】
始値:110.871
高値:111.590
安値:110.729
終値:111.515
+64.4pips(高値から安値:86.1pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
108.932
青の点線
中期トレンドの安値
109.156~110.717
緑の実線のボックス
中期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
109.337~109.663
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
109.681~110.285
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
110.339~110.638
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
110.528~110.708
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
110.528~111.640
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯
110.670~111.377
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
111.471~111.873
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯
6月19日のドル円相場は、上昇の流れでの推移となりました。111円代の半ばでクローズしています。
中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は、ラス戻り高値兼ネックラインとも言える高値『H1』を上抜いており、中期トレンドの方向性に変化が生じているという状況にあります。
一方、短期トレンド(ブルーのラインで描いた波)は、高値・安値切り上げのダウ理論的に言う上昇トレンドの形状にあります。
中期トレンドが反転すると仮定した場合、現在の値動き(大きな白い楕円で囲った部分の値動き)は、どこまで上値を伸ばしていくかは別問題として、ダウ理論の分類で言えば『先行期』、エリオット波動理論のカウントで言えば1波(もしくはA波)であると仮定する事が出来ます。
中期トレンドが反転せず、下落トレンドに回帰してくる可能性もあるわけですが、それについてはそれが強く疑われる状態になってから考えるという事であっても良いように思います。
今考える事は、ダウ理論の分類で言えば『追随期』、エリオット波動理論のカウントで言えば3波(もしくはC波)が出現した時にそれをしっかり捉まえる為にどうするか?と言う事かと思いますので、短期トレンドの波形をよく見てタイミングを取って行く事に集中するという事になろうかと思われます。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
【ユーロ/円の値動き】
始値:124.145
高値:124.490
安値:124.055
終値:124.319
+17.4pips(高値から安値:43.5pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
122.250~122.565
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
122.454
青の点線
中期トレンドの安値
122.695~123.771
緑の実線のボックス
中期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
124.209~124.557
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
124.402~124.621
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
124.744~125.043
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
125.223
ピンクの点線
中期トレンドの高値
125.729
ピンクの点線
中期トレンドの高値
6月19日のユーロ円相場は、若干上方向に行きたがってる感じの揉み合いと言ったような展開となりました。
中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は、ラス戻り高値兼ネックラインとも言える高値『H1』を上抜いており、中期トレンドの方向性に変化が生じているという状況にあります。
直近の状況としては、『123.771(チャート画像緑のボックスの上辺)』と『124.402(チャート画像ピンクのボックスの下辺)』に挟まれたエリアでの攻防と言った感じでしたが、『124.402』のラインを崩しつつあるような状況となっています。
『124.402』のラインを崩す事で、同時に短期トレンド(ブルーのラインで描いた波)も高値・安値切り上げの形状が完成しそうな状態でもあり、短期トレンドが上昇トレンドの形状を形成するという事になります。
ユーロ円もドル円と似たような状況にあり、中期トレンドが反転すると仮定した場合、現在の値動き(大きな白い楕円で囲った部分の値動き)は、ダウ理論の分類で言えば『先行期』、エリオット波動理論のカウントで言えば1波(もしくはA波)であると仮定する事が出来ます。
現段階では、押し目買い方針としてタイミングをはかって行くという事で良いように思われます。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
【ユーロ/ドルの値動き】
始値:1.12041
高値:1.12120
安値:1.11423
終値:1.11478
-56.3pips(高値から安値:69.7pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
1.10846~1.11122
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.10885~1.11639
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.11080~1.11291
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.11153
青の点線のライン
中期トレンドの安値
1.11628~1.11863
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.11867~1.12249
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.12786
ピンクの点線
中期トレンドの高値
1.12813
ピンクの点線
中期トレンドの高値
6月19日のユーロドル相場は、下落の流れでの推移となりました。1.12ドルを割り込み1.11代中盤でクローズしています。
中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は、ダブルトップを形成し、ネックライン(L1の安値)を下抜いたもののネックラインがレジスタンスラインとして機能せず、上がる時も下がる時も素通りと言う状態になっています。
昨日についても、サポレジと言うよりも1.12のラウンドナンバーが意識されたような感じになっていて、逆張りをするトレーダーの方は特に『効くサポレジ』の見極めを慎重にしなければならないような状況にあります。
また、短期トレンドもまだ折り返したとは言えない状態にあり、そういった意味でもやや仕掛けにくい環境にあります。
全体的には、まだ無理して仕掛けるべき時期ではないように思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
10:30 【オーストラリア】 豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
10:30 【オーストラリア】 1-3月期四半期住宅価格指数(前期比)
10:30 【オーストラリア】 1-3月期四半期住宅価格指数(前年同期比)
16:30 【英国】 カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
17:00 【ユーロ】 4月経常収支
17:00 【南アフリカ】 1-3月期四半期経常収支
21:30 【米国】 1-3月期四半期経常収支
21:30 【カナダ】 4月卸売売上高(前月比)