米ヘルスケア法案可決は困難か?ドルは全面安の展開
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7月18日の為替市場は、ドル売りの1日となりました。
材料視されたのは、『米上院共和党で更に2人がヘルスケア法案に反対する見込み』との報道を受け、同法案可決が困難との見方が強まった事で、これによりトランプ米大統領の経済政策が停滞するとの観測からドル売りが優勢となり、それに追い打ちをかける形でNYダウが下落、米朝金利が低下した事でドルも売られるという展開となりました。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
【ドル/円の値動き】
始値:112.603
高値:112.679
安値:111.678
終値:112.054
-54.9pips(高値から安値:100.1pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
111.826~112.843
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
112.062~112.294
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
112.104~112.590
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
112.302~112.798
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
112.910~113.470
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
112.930~113.632
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
113.361~113.529
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
113.206~113.399
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
113.674~114.606
緑の実線のボックス
中期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
113.817~113.958
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
114.307~114.671
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
114.466
ピンクの点線
中期トレンドの高値。
7月18日のドル円相場は、下落の流れでの推移となりました。一時112円代を割り込み『111.678』迄下落する場面もありましたが、引けにかけて少し戻して辛うじて112円代で引けています。
今日はいつもよりも長い期間が写っているチャートを持ってきました。
中期トレンド(オレンジラインで描いた波)は、高値・安値切り下げのダウ理論的に言う下落トレンドの形状にあります。
ここ数日の記事で現在の状況は、『111.826~112.843の支持帯』 VS 『112.910~113.470の抵抗帯』 という構図にあるという事を書いてきましたが、昨日の値動きの中で『111.826』の下抜けにチャレンジ(チャートの楕円の部分)する局面がありました。
昨日に関しては、辛うじてサポートした形になっています。
引き続き『111.826』を破るか?サポートされるかを見て行くという事になろうかと思います。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
【ユーロ/円の値動き】
始値:129.227
高値:129.736
安値:129.050
終値:129.466
+23.9pips(高値から安値:68.6pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
127.567~128.647
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
127.965~128.326
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
128.039~128.940
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
129.070~129.481
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
129.975~130.327
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
130.711
緑の点線
中期トレンドの高値。サポレジ転換の可能性アリ。
7月18日のユーロ円相場は、ビミョーに上昇したもののスッキリした値動きではないと言った感じの値動きとなりました。
中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は、高値・安値切り上げのダウ理論的に言う上昇トレンドの形状にあり、7月11日から始まった短期下落トレンドは現段階では中期上昇トレンドに対する押しの域を出ていません。
昨日に関しては、『128.647~129.481』のレンジを上方にブレイクしたものの上がり切らずに再度、レンジの中へ押し戻されてきています。
今の段階では、再度ブレイクして行くのか?ダマシとなるのか?は何とも言えませんが、ブレイク後のプルバックを買って行った人は含み損を抱えている状況にあると思います。ちなみに私はこの記事を書いている今現在の段階で10pips程の含み損を抱えている状態です。もう少し様子を見て短期の波形が折り返してしまったりした場合には潔く損切りと言う事で良いかと思います。
また、明日にはECBイベントが控えており、それまでには出ておく必要性があります。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
【ユーロ/ドルの値動き】
始値:1.14770
高値:1.15824
安値:1.14707
終値:1.15529
+75.9pips(高値から安値:111.7pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
1.13197
青の点線
中期トレンドの安値。
1.13312~1.13524
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.13416~1.13661
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.13825~1.14224
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.13832~1.14849
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.13874~1.14155
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.14093~1.14464
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.14399~1.14733
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
7月18日のユーロドル相場は上昇の流れでの推移となりました。一時『1.15824』を付け1.16ドル代を窺おうかお言う勢いを示しましたが、引けにかけて少し下落しています。
中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は高値・安値切り上げのダウ理論的に言う上昇トレンドの形状にあります。
昨日に関しては、押しと言う押しが入らない感じで上昇して言った感じでしたので、新たにエントリーするのは難しい感じでしたが、一昨日の記事で解説したエントリーポイントで買っている人はポジションを眺めている1日だったかと思います。
明日にECBのイベントを控えるという状況ですので、下の方から買っている人はそれまでには利食っておくという事で良いかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
--:-- 【日本】 日銀・金融政策決定会合(1日目)
17:00 【南アフリカ】 6月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
17:00 【南アフリカ】 6月消費者物価指数(CPI)(前月比)
18:00 【ユーロ】 5月建設支出(前月比)
18:00 【ユーロ】 5月建設支出(前年同月比)
20:00 【米国】 MBA住宅ローン申請指数(前週比)
20:00 【南アフリカ】 5月小売売上高(前年同月比)
21:30 【米国】 6月建設許可件数(前月比)
21:30 【米国】 6月住宅着工件数(年率換算件数)
21:30 【米国】 6月住宅着工件数(前月比)
21:30 【米国】 6月建設許可件数(年率換算件数)
21:30 【カナダ】 5月製造業出荷(前月比)