ECBはどのような政策を打ち出してくるのか?あるいは何も打ち出してこないのか?~2016年07月20日の為替相場振り返り
更新日時:
ドル円 | ユーロ円 | ユーロドル | |
始値 | 106.091 | 116.909 | 1.10192 |
終値 | 106.867 | 117.694 | 1.10125 |
高値 | 107.008 | 117.914 | 1.10295 |
安値 | 105.819 | 116.521 | 1.09805 |
結果 | 77.6 | 78.5 | ▼6.7 |
ボラティリティ | 118.9 | 139.3 | 49 |
上の表は、ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/ドルの値動きをまとめたものです。
昨日は、終値ベースでみるとドル/円とユーロ/円は上昇、ユーロ/ドルは陰線ではありますが、ほぼ横ばいの値動きとなりました。『ドル≧ユーロ>円』と言う強弱関係であったかと思います。
ドル円の値動きについて
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
昨日のドル/円は、寄り付きから東京時間OPにかけて下落する局面もありましたが、東京時間序盤に上昇に転じ、終日にわたって上げ続けたと言って良いような値動きでした。
この記事を書いている今現在、まだ上げている最中のような感じなので、波形を描けていませんが、チャート画像白い楕円の部分においてダブルボトムを形成して、上昇して行った形となっています。トレードとしては単純にこのバブルボトムをモノに出来たかどうかと言う事になろうかと思います。
本日ですが、日足を見るとちょうどブレグジットショックの高値付近で引けており、今日はこのラインの上抜けにチャレンジする一日となりそうです。
ユーロ/ドルの値動きについて
上の画像は、ユーロ/ドル1時間足チャートです。
昨日のユーロ/ドルは、非常に方向感のない値動きとなりました。やりようのない相場展開であったように思えます。
さて、本日ですがECB金融政策発表並びにドラギ総裁の会見が予定されています。この所、参議院選挙明けの政策期待から、円主体の値動きが続いてきた事で、イマイチ注目度の高まりを感じませんが、ユーロ圏もブレグジットの問題等々の問題が山積している中でECBがどのような政策を打ち出してくるのか?あるいは何も打ち出してこないのか?には注目したい所です。
サプライズ的な何かがあると一気に動く可能性もありますので、警戒が必要です。
ユーロ/円の値動きについて
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
昨日のユーロ円相場は、寄り付きから欧州時間にかけてレンジ相場を形成(チャート画像白い楕円の部分)した後、同レンジを上方にブレイク、上昇して行く値動きとなりました。素直にブレイクした方について行くと言う事で良かったかと思います。ちなみに私は、ダブルボトム狙いで入ったら、レンジになってしまい、かと言っても損切りにもならずという展開で、レンジを下方にブレイクしたら損切りしようと思っていたところ、幸運にも上方にブレイクしてくれました。
本日ですが、ユーロ/ドルの所でも少し書きましたが、ECB金融政策発表並びにドラギ総裁の会見が予定されています。毎月この時期になると書いていますが、イベント時にポジションを持って臨む事だけは避けましょう。