ドル円は日足レベルの押し目買いと戻り売りが交錯する展開。どちらかの形が崩れる瞬間を見逃すな!
更新日時:2021年05月11日 01:19ドル円の値動き(2021年5月10日)
始値:108.570
高値:109.049
安値:108.460
終値:108.737
+16.7pips(高値から安値:58.9pips)
ドル円日足の環境認識(2021年5月11日)
長期的な目線ではオレンジのボックスで囲んだ片波の中での値動きとなっています。上下にヒゲはありますが、終値ベースでは「111.278」~「102.263」の値動きという事になります。
ドル円の値動きは4月頭~下旬にかけて下落しておりましたが、紫のトレンドラインで反発しております。
ちなみに直近安値となった「107.857」の水準は、「104.536」~「110.685」迄の上昇の概ね50%戻し付近の水準となっています。
5月に入ってから「109.336」付近から売られている形になっていますが、「109.336」は「110.685」~「107.857」迄の下落の概ね50%戻しライン付近の水準となっています。
日足の状況を簡単に見ると・・・
「104.536」~「110.685」迄の上昇に対する押し目買い VS 「110.685」~「107.857」迄の下落に対する戻り売り
・・・と見る事が出来、前者の形が崩れるのは「107.857」を下抜いた時、後者の形が崩れるのは「109.336」を上抜いた時という事になる為、この2本のサポレジを軸にマークしていくという事になりそうです。
ドル円の1時間足分析(2021年5月11日)
ドル円の1時間足は先週末に赤の枠で囲ったレンジを下方にブレイクしてきたものの、下げ切らず、赤い楕円の部分でダブルボトムを形成、旧レンジの下限ラインに当たって下落(緑の楕円)、ダブルボトムのネックラインに当たって反発(青の楕円)・・・という展開になっていて、サポレジで反発しているので逆張り有利な相場であったと言えようかと思います。
日足のパートで述べたように基本的には日足のサポレジで挟まれたエリアでの値動きとなっていますので、短期売買をする場合にはその事を頭に入れながら、トレードをしていくことが肝要です。