FXで何やっても勝てなくて、やったコト

ドル円は129ミドル~134ミドルをどちらに抜けるかに注視。本日はパウエル議長発言

更新日時:

1月9日のドル円は上下に値幅は出たものの引けてみれば十字線となって前日比ではそれほど変わりませんでした。

ドル円の値動き(2021年2月24日)

始値:131.880

高値:132.651

安値:131.299

終値:131.823

-5.7pips(高値から安値:135.2pips)

2023年01月09日発表の経済指標

時間 経済指標 前回 予想 結果
09:30 豪州 11月住宅建設許可件数 (前月比) 前回-6.0% 予想0.0% 結果-9.0%
15:45 スイス 12月失業率 前回2.0% 予想2.0% 結果2.1%
19:00 ユーロ圏 11月失業率 前回6.5% 予想6.5% 結果6.5%
22:30 カナダ 11月住宅建設許可件数(前月比) 前回-1.4% 予想-- 結果14.1%
29:00 米国 11月消費者信用残高(前月比) 前回270.8億USD 予想250.0億USD 結果279.6億USD

2021年2月24日の要人発言

米国のジャンピエール大統領報道官

米国のジャンピエール大統領報道官は記者会見で、13日にワシントンで開く日米首脳会談に関し「バイデン大統領は日米の政府、経済、国民の関係をさらに深化させるため、岸田首相を迎えることを楽しみにしている」と述べた。

自民党の世耕参院幹事長

週末のラジオで、自民党の世耕参院幹事長は、岸田首相が表明した「異次元の少子化対策」の財源に関し、「一部で消費税という話があったが、拙速だ」と述べ、消費税率の引き上げに慎重な考えを示した。そのうえで、決算剰余金の活用や保険料の徴収などで賄うことも視野に入れるべきだと主張している。

自民党の新藤政調会長代行

週末のテレビ番組で、自民党の新藤政調会長代行は、いわゆる「防衛増税」を国民に問う衆院解散・総選挙の実施について、「増税の前に信を問うか、増税をした後で信を問うかはタイミングによる」と述べた。「解散してからでないと増税をしないかのように受け取られているのは違う。明確に私も確認している」と説明していた。

岸田首相

週末のテレビ番組で、岸田首相は、政府と日銀の関係について次期総裁と引き続き議論していくと述べた。一方、衆院解散については「やるべきことをやりながら適切な時期に国民に判断いただく」との考えを示している。

ウクライナのゼレンスキー大統領

ウクライナのゼレンスキー大統領はビデオ演説で、岸田首相との電話会談に触れ「共通の安全保障のためにさらなる協力が可能だ」と述べ、今月からG7議長国となった日本の役割に期待を示した。

郭中国人民銀の共産党委員会書記

人民日報は、中国人民銀の共産党委員会書記を務める郭氏がインタビューで、中国経済は迅速に回復すると予想し、新型コロナへの最適化された対策と経済政策が引き続き奏功していることを理由に挙げたと報じている。経済成長は「正常」な軌道に戻るとの見方を示したという。

センテノ・ポルトガル中銀総裁

ECB理事会メンバーでもあるセンテノ・ポルトガル中銀総裁は、新たな外的ショックが発生しない限り政策金利は近くピークに達するとの見方を示した。賃金状況が反映される点を挙げ、「1-2月のインフレ率はある程度高止まりする可能性があるが、12月に示したECB予想に沿った水準に低下すると見込まれる」と述べている。

ECBのチーフエコノミスト、レーン専務理事

ECBのチーフエコノミストを務めるレーン専務理事は参加したパネル討論会素で、ユーロ圏のエネルギーコストは下がり始めているものの、インフレ圧力は高止まりするだろうと述べた。ロシアのウクライナ侵攻が引き起こしたエネルギーショックや新型コロナのパンデミックからの経済再開が「向こう2年から3年にわたって」賃金に影響を及ぼすだろうと指摘している。

米国防総省クーパー副次官補

米国防総省のクーパー副次官補は記者会見で、ロシアがウクライナでの一時停戦を守っていないとの認識を示した。「ロシアが停戦を破っているか」との質問に「現場で戦闘が起きている。だからイエスだ」と述べている。

ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問

ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は、ロシアのプーチン大統領が一方的に宣言した停戦期間中もロシアが攻撃を続けと非難したうえで、「これがロシアの停戦の本質。常に原始的で皮肉な欺瞞に満ちている」と指摘した。

ブリンケン米国務長官

ブリンケン米国務長官は、ウクライナに加え、ロシアによるウクライナ侵攻の影響を受けている国に対し37億5000万ドル超の軍事支援を行うと発表した。「ブラッドレー」歩兵戦闘車や自走榴弾砲、地対空ミサイル、弾薬などをウクライナに供給するとしている。

ウクライナのコルスンスキー駐日大使

読売新聞は、ウクライナのコルスンスキー駐日大使がインタビューで、ゼレンスキー大統領が5月に行われる広島サミットに参加の意欲を示していることを明らかにした、と報じている。現時点ではオンライン形式での参加が有力視されているという。

米カンザスシティ連銀ジョージ総裁

米カンザスシティ連銀のジョージ総裁は、労働市場が軟化し始めているにもかかわらず、依然として高いインフレ率に対応するために、FRBは複雑な選択と難しいコミュニケーションに直面することになると述べた。

米リッチモンド連銀バーキン総裁

米リッチモンド連銀のバーキン総裁は、FRBによる利上げ幅縮小の動きは経済へのダメージを抑えるのに役立つと述べた。「より慎重な舵取りをすることは意味がある」としたうえで、研究によると需要鈍化がインフレ抑制につながるまで6-12ヵ月かかると指摘している。

米シカゴ連銀エバンズ総裁

有力欧米紙であるウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、退任を控えた米シカゴ連銀のエバンズ総裁がインタビューで、経済指標が次回FOMCで0.25%の利上げを行う根拠となる可能性があるとの見方を示したと報じている。

ボルソナロ前ブラジル大統領

「平和的な抗議活動は民主主義の一部だが、公共施設への侵入は一線を越えている」

米国ジャンピエール大統領報道官

米国のジャンピエール大統領報道官は、連邦政府の借入限度額を定めた「債務上限」の引き上げ問題をめぐり、「議会は無条件で債務上限を引き上げる必要がある」と述べ、下院で多数派を握り、歳出削減を求める野党共和党をけん制した。

ラマポーザ南アフリカ大統領

「政府は電力問題に取り組んでおり、国営電力会社エスコムに対する一貫した計画がある」「エスコム問題はかなり前から起きていた」

英当局者

「英国はウクライナへ戦車を提供することを検討」

北京当局

「北京は新型コロナウイルスのピークを過ぎた」

ピル英中銀金融政策委員会(MPC)委員兼チーフエコノミスト

「必要ならば力強く対応する」「持続的なインフレの兆候に焦点を当てている」「インフレが持続している兆候はない」 「労働市場の指標は折り返しし始めている」

デイリー米サンフランシスコ連銀総裁

「米経済の減速が続くという見方に間違いはない」「第1四半期の労働市場は減速を続け、インフレ率は低下すると予想」「FRBは完全にデータに依存」「インフレは考えられているよりも持続的であるという点で合意」「最大のリスクはインフレ期待が上方へいくこと」「コアインフレは思ったほど下がっていない」

デイリー米サンフランシスコ連銀総裁

デイリー・サンフランシスコ連銀総裁は「次回FOMC、25と50bpの両方が議題に」「CPIなど、経済指標がまだある」「ピーク金利は5%を超える水準になる可能性非常に高い」「インフレを、できる限り穏やかに下げる」「24年末にインフレは2%近くに下がるだろう」「2%のインフレ目標引き上げは現在、議論の対象ではない」「今年のインフレ率は3%をわずかに上回り、来年は2%をわずかに上回ると予想」「利上げの途中でターゲットを変更すると、信頼性が損なわれる」などと述べた。

ボスティック・アトランタ連銀総裁

「経済は堅調で、FEDは過剰需要を抑え込もうとしている」「米国のリセッションは見通しのベースラインにはない」「レートは5-5.25%にまで上げ、そこで一時停止することを望む」「5%超で金利を長期間維持するのが望ましい」などと述べた。

ボスティック米アトランタ連銀総裁

「「4−6月の早期までにFF金利を5%超に引き上げ、その水準を長期に渡り維持するべき」「FF金利を5−5.25%に引き上げることは正当化される」「2023年のGDPの基本シナリオは1%成長」「時間はかかるが、今年のインフレ率は約3%まで低下すると予想」

ドル円の日足分析(2023年01月10日)

ドル円日足

ドル円の日足の形状は昨年10月から『高値安値切り下げ』の状況(チャート画像赤い楕円の中の値動き)が継続中であり、直近では青の網掛けの中での値動きとなっています。

ここ3ヶ月間ほどのトレンドは下落トレンドとなっていますが、より長期のトレンドとしてみるとオレンジの波形の上昇トレンドの中にあり、今の水準はオレンジの波の押し安値(ピンクの楕円の安値)を崩すか?という状況にあります。

ドル円の1時間足分析(2023年01月10日)

ドル円1時間足

1時間足のこのところの値動きに対して波を書いてみるとピンクの波を書く事が出来ます。

高値安値切り下げの下落トレンドの形状を維持していますが、日足のレジスタンスラインでもある『134.430』をネックラインとした逆三尊を形成する可能性もあり、直近安値『129.589』を下抜かずに『134.430』を上抜くような事があればトレンド転換の可能性が出てくるという事になります。

買い目線の人の思考

ドル円の買おうと思っている人は・・・

  1. 日足の長期トレンドの押し安値130.806付近からの押し目買い

  2. 1時間足が逆三尊を形成する事を期待して何らかのサポートラインを背にしての買い

大別するとこのどちらかを根拠として買いたいと思っているという事になろうかと思います。

彼らの損切りラインは日足レベルの押し目買い狙いであれば、『131.553』~『130.806』のサポートラインを明確に下抜いてしまったと確信したタイミング、1時間足レベルでの逆三尊完成を期待している層の人達は直近安値『129.589』を明確にしたい抜いたタイミングと言う事になろうかと思われ、これらを下抜いてくると投げが出る可能性があります。

上記2者の買いは1はやや逆張り気味、2は逆三尊が完成すれば小さい足のトレンド転換から日足のトレンド転換に繋がっていくのではないかという波が折り返す習性を狙った買いと言う事になります。

売り目線の人の思考

売りを考えている人は「日足レベルでの直近三ヶ月ほどの下落トレンドが継続すると考えている」「1時間足レベルのピンクの波の下落トレンドが続くと考えている人」と言う事になります。

彼らが損切りをしてくるタイミングは、日足の直近高値ラインでもあり同時に1時間足の直近高値ラインでもある『134.430』を明確に上抜いたタイミングと言う事になります。

なお、日足のサポレジを破ったかどうかはあくまでも終値で判断すべきもんである為、その点の留意しておく必要性はあります。

本日については、上は『134.430』のレジスタンスライン、下は日足のサポートライン『130.806』~1時間足のサポートライン『129.589』辺り接近してくる事があれば注目していくというスタンスで良いかと思います。

2021年2月25日発表の経済指標

時間 経済指標 前回 予想 結果
8:30 日本 12月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比) 前回-3.6% 予想3.8% 結果4.0%
8:30 日本 11月全世帯家計調査・消費支出(前年同月比)  前回1.2% 予想0.5% 結果-1.2%
9:01 英国 12月景気一致指数(CI)・改定値 前回4.1% 予想-- 結果6.5%
16:00 トルコ 11月失業率 前回10.2% 予想-- 結果--
16:00 トルコ 11月鉱工業生産(前月比) 前回2.4% 予想-0.9% 結果--
18:30 米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言  前回-- 予想-- 結果--
18:30 ユーロ圏 ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言 前回--- 予想--- 結果--
24:00 米国 11月卸売売上高(前月比) 前回0.4% 予想0.5% 結果--